約6割以上がシビアコンディション該当!オイル交換は規定の半分で!

この前、NBOXターボのオイル交換をして、スパナマークをリセットしていたときにふと目にとまりました。

ターボ車なのに、メーカーの初期設定されてきているオイルインターバルが5000kmでした。

リセットするとこの通り。

  5000kmと表記されていますね。ここから5000kmに近づくにつれて、注意喚起をしていくことになります。

そして、問題なのはこのNBOX新車登録して約1年近く経過していました。

つまり約1年間、4217km一度もオイル交換がされていなかった。ターボ車ですよ。

使用状況を聞いてみたら、ほぼ通勤にしか使わなく、なんと家から職場まで2kmあるかないかくらいだと言います。これは間違いなくシビアコンディションに該当するので、もっと早いタイミングでオイル交換をしてくださいと伝えておきました。

日本で使われる車の殆どがシビアコンディションに該当する

今日本の自動車メーカーの多くが、オイル交換をしてください。

と、ユーザーに訴える警告灯が点いてます。オレンジ色のスパナマークですね。最初に取り入れたのって、ホンダとかかな?最近のダイハツ車、OEM先のスバル車にも搭載されました。

メーターに警告灯が点灯すると、故障したんじゃないか?と問い合わせが来ます。

それだけユーザーに対して訴えかけることができるということです。

それでは話を戻してシビアコンディション。車の使い方で、シビアコンディションに該当している場合、オイル交換はメーカー指定の半分のスパンで行わないと駄目なんです。

例えば軽自動車のターボだと、通常5000km交換が2500kmにまで短縮されます。

2500kmでオイル交換ってかなり早いですよね。でもそれだけエンジンに負担がかかっているからなんです。オイルが劣化すると、ターボを壊すのでターボ車は早めの交換が必要です。

シビアコンディションは以下の通りです。

A 悪路
走行距離の3割に当たる30%が次の条件に該当する場合
・運転者が体に衝撃を感じる荒れた路面を走行
・石を跳ね上げたり、わだち等で下廻りをぶつけたりする機会が多い路面
・粉塵の多い路面足回りに負担がかかるということ
B 走行距離が多い
各自動車の走行距離の目安
・自家用乗用車 1万km以上/6ヶ月で走行する場合
・事業用自動車 1万km以上/1ヶ月で走行する場合
・二輪自動車   3千km以上/6ヶ月で走行する場合各パーツの寿命が早く終わってしまうから
C 山道や登降坂道
走行距離の3割に当たる30%が次の条件に該当する場合
・登り下りの走行が多く、ブレーキ使用回数が多くて負担がかかるブレーキ残圧的にシビアコンディションに設定されると
D 短距離走行の繰り返し
走行距離の3割に当たる30%が次の条件に該当する場合
・一回の走行距離が8km以下の場合いわゆるストップ&ゴーの使い方をしている
E 低速走行の繰り返し
走行距離の3割に当たる30%が次の条件に該当する場合
・20km/h以下の走行が多い場合エンジン内部が厳しい状況におかれてしまう
F 高地走行が多い
走行距離の3割に当たる30%が次の条件に該当する場合
・高度2000m以上の走行が多い時エンジン内部が厳しい状況におかれてしまう
G 長時間アイドリングする(ディーゼルを除く)
1回の運転で走行頻度に対してアイドル時間が長い場合
・1日のアイドリング累積時間が2時間程度これは一般ユーザーではあまりないでしょう。

これを見ると、渋滞や短距離走行ですね。これに該当する人が結構います。短距離の通勤の場合、それはシビアコンディションに該当するので、オイル交換は半分のスパンで行わないと駄目です。

つまり、メーカー指定のスパナマークをあてにしては駄目だという事。ちゃんと整備工場に使い方を精査してもらって、シビアコンディションに該当するのであれば、オイルステッカーをその走行距離で書いておいてもらう事。

スパナマークではなくて、お店が貼ってくれたオイルステッカーでオイル交換を判別してください。

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