エアバックを外す時、バッテリー端子を外して数分放置する理由

エアバックの脱着って、バッテリーのマイナス端子を外してから
10分くらい放置してから作業にとりかかれってよく書いてありますよね?
一体その理由はなんなんだと、廃車になった
エアバックECUをの中身を見る機会がちょうどあったので紹介

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エアバックECUの中身

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そしたら理由判明

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この赤丸で囲った、オレンジの棒状のもの。

これはコンデンサです。

コンデンサは蓄電池の役割を果たしています。
そんなものが4個も付いているわけですから、

バッテリーのマイナスを落としても、このECUのコンデンサがある程度の電源を残しています。

コンデンサが放電するまでの時間が、10分くらいかかるということですね。

因みに、エアバックを展開させるために必要な電力は、3Vくらいでことたりるそうです。

エアバックは電圧制御ではなくて電流制御だそうです。

サーキットテスターで、1オームのレンジで測定すると、
測定物に電流を流します。

そのビビたる電流でさえ、エアバックは展開しうるに相当するそうです。

エアバックの取り扱いは慎重に行いましょう。

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