パルス充電は、末期症状のバッテリーには効果がない!定期的に実施を

ある程度結論付けられたので、まとめてみます。

バッテリーのパルス充電について。最近のバッテリー充電器にはパルス充電という機能が付いています。これは、一定の電流を流すのではなくて、オンオフを繰り返すような流し方をして、バッテリーのサルフェーションを除去してくれる機能です。

サルフェーションを除去できるということは、バッテリーを延命させることができます。

通常で3年~5年くらいで交換されてきたバッテリー。さらに寿命を延ばして使えるというわけです。

では、実際はどうだったのか?ちょうど僕が乗ってる車のバッテリーが寿命末期だったので、試してみました。

結論 末期症状のバッテリーにパルス充電は意味がない

まずどの位バッテリーが劣化しているものでテストしたのか?

これは、週末しか乗らない車で、毎回エンジンを始動できなくなっていました。車にのるにはジャンプスターターでエンジンをかけて、乗っていた。

翌日位ならエンジンはかかるんですが、翌週に車に乗ろうとするとやっぱりセルは回らない。そんなバッテリーにパルス充電をやってみました。

最初の印象は、翌日にはちゃんとエンジンが始動できたので、ちゃんとパルス充電は効いてるんだなと思ったわけです。

しかし外気温が下がって、翌週になるとエンジンがやっぱりかからなくなる。

もしかしたら充電器がよくないのかなと思って、違う充電器でも試してみました。

こちらのメルテックのバッテリー充電器を使って、パルス充電をかけてみました。

が、結果的にバッテリーテスターで計測してみるとやっぱり診断は

「要交換」

そして翌週にはエンジンがかからないという結果でした。

パルス充電は定期的に行うことで効果がある

それではパルス充電なんか意味がないじゃないかって、思いがちですよね。

でもパルス充電も意味があって、バッテリーが完全に駄目になる前に、定期的に行うことで延命が可能だという事です。

どういうことかというと、しばらく乗らなかった車のバッテリーを充電する時パルス充電をする。

すると初期段階のサルフェーションを除去してくれて、機能が回復するということです。

末期症状のバッテリーにパルス充電をしてもダメなのです。ちなみに往生際悪く僕は何度もパルス充電攻撃をしてみましたけどやっぱり駄目でしたね。

ただ今バッテリー充電器を買うのなら、パルス充電機能がついているもの。そして、車のバッテリーを外さないでそのままつないで充電ができるものをお勧めします。

その方がお手軽ですからね。

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