電動パーキングブレーキを採用している車、増えてきました。
軽自動車であっても採用しているモデルもあります。電動パーキングのメリットはたくさんあります。
例えば急な坂道の時、オートホールドにしておけばアクセルを踏んだ瞬間に解除ができる。つまり坂道でほぼ下がることなく発進ができる。
そして、オートクルーズコントロールでは、前走車にさまざまな速度域で追従することができます。
車のコンピュータがブレーキを制御できるということが最大の強みになります。
サイドブレーキを引きっぱなしで走ってしまうなんてヒューマンエラーを防止することだって可能です。
では、この電動パーキングブレーキ構造はどうなっているのか?
![](https://www.team-mho.com/wp-content/uploads/2023/04/F1EACE57-6E5B-41ED-A0D5-782488921B45.jpeg)
こちらはホンダの電動パーキングブレーキです。
上についているシリンダーはホイールシリンダーです。ブレーキペダルを踏んで発生させた油圧でブレーキシューを広げています。
これが従来のドラムブレーキ。
電動パーキングブレーキは下部いついているものです。
![](https://www.team-mho.com/wp-content/uploads/2023/04/0C38F7AF-9716-419A-8385-5E74B077A4AA.jpeg)
電動パーキングはこの部分です。ここはモーターになっています。
室内の電動パーキングスイッチをONにすると、こちらのモーターが動いてブレーキシューを広げてブレーキをかけます。
![](https://www.team-mho.com/wp-content/uploads/2023/04/30B49698-CB04-45FC-A363-09E7C4FF2E89.jpeg)
かなり大きなアクチュエーターです。
まだこの電動パーキングブレーキの故障に遭遇したことはありませんが、壊れたらそれ相応の修理代がかかってくるんだろうなと。
![](https://www.team-mho.com/wp-content/uploads/2023/04/E8299C56-D44B-4DC0-927D-E339EB033E91.jpeg)
中身を分解したことがないので、想像ですが、油圧のホイールシリンダーに比べると、使わないで固着する頻度は低いだろうなと思いますが、モーターって故障し始めると頻繁に症状がでたりするので、注意が必要ですね。
YouTubeもやっています。いろんなグッズを試したり、実験を車でしていますのでよかったらチャンネル登録お願いします。
サブチャンネルの2本目の動画、完成して公開しました。チャンネル登録お願いします。
![](https://www.team-mho.com/wp-content/uploads/2019/10/apple-touch-icon-1.png)
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。