ドアの内張をはがしたことがある人はわかると思います。
主にネジとクリップでドアの内張は取り付けられています。このクリップですが、とある年代から国産車も非常に固いタイプへと変わりました。
それまでは素手で引っ張れば剥がせた内張も、もはや工具なしでは外せない。そして最近の国産車や外車などはかなり密着性の高いクリップを使っているため、従来の内張はがしでは難しいのです。
そこでお勧めするのがこちら。
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今まで使ってきたのが樹脂製の内張はがし。今回紹介するのが、金属製の内張はがし。通称メタルプライです。
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形はどちらも似たようなものです。
切り欠き部分にクリップを横からあてがって、てこの原理で内張をはがす。
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樹脂製だとこのようにしなってしまい、力がにげてしまう。
昔の車のものなら、この程度の力でも外れたんです。
しかし最近の車は無理なものが多いです。
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メタルプライはしならないため、ダイレクトに力が伝わります。
なので、内張をはがすのが非常に簡単です。ただ、今回は廃車を使って撮影してますが、できればドアの部分に養生テープを貼ったほうがいいです。
それなりの力がかかるので、ドアの塗装に傷がつく可能性があるからです。
とはいえ、これじゃないともはや内張をはがせない車、たくさんあるので一つ持っておく事をお勧めします。
有名工具メーカーのものは1万円くらいしますが、僕が使ってるのはAmazon汎用品ですけど、これでも十分使えます。
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ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。