スペアタイヤのないND型ロードスターにTPMSを付けてみた

ND型ロードスターに限らず、今の車の8割くらいはスペアタイヤが非装着です。

営業マンに聞いたけど、純正オプションパーツでスペアタイヤがあれば、迷わず薦めているとの事。

これはきれいごとではなく、バーストして立ち往生する悲惨さを、僕ら現場の整備士が一番よく理解しているからです。スペアタイヤがなしならば、ランフラットを採用していてほしい。

いずれにしろ、パンクが原因でのレッカー要請が非常に増えています。レッカー出してタイヤを新品に交換するのだって、そこそこの環境汚染だと思います。

パンクしたタイヤを左右するのが空気圧が低下した状態での走行。

空気が減っている状態で走らせると、修理可能なタイヤであっても使えなくなってしまいます。今の車に空気圧管理って非常に重要なんです。

できれば全ての車にTPMSを付けてコネクテッドで注意喚起をしてほしいくらい。ディスプレイ上に空気圧低下で空気を入れてくださいというアナウンスを出すだけでも違います。

高速走行を知らずにしてスタンディングウェーブを起こすというのも事前に防止できる。

今の技術ならそれが可能なはずなんですが、まだまだそこまで至っていないのが残念。

ということで、自分の身は自分で守らないといけません。

お勧めなのがTPMS。各エアバルブに変わってつけることで、リアルタイムでタイヤ空気圧をモニターできます。

センサには指定された記号がついています。

FR,FL,RR,RLと書いてあります。フロント右、フロント左、リヤ右、リヤ左という位置関係になります。

センサを付けて、モニターを起動させればこの通り。

今の車にはUSBが付いているので、そこに繋げておけばお手軽なTPMSになります。

家の車にはほぼこれを付けています。

長距離を乗る人には必須アイテムだと思います。もし空気が減ってきたら、車載のエアコンプレッサで空気を入れながら修理工場へ行ってください。

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