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セレナ ATF漏れ修理 ATFオイルパンパッキン交換

日産セレナです。
車検でATからのオイル漏れが発覚。
オイルパンをはがしてパッキンを交換することになりました。


セレナ

この車両はCVTです。

オイルパンのパッキンを交換するのはさほど難しいことじゃありません。
液体パッキンをつかってシーリングされている車もありますが、このセレナは
パッキンがきちんと使われていた。

まずはドレンボルトよりCVTフルードを抜き取る。

この時抜き取ったフルードの量を計測しておくと後の作業がスムーズに


ドレンボルトは19mm

使わなくなったオイルジョッキに廃油を入れてどのくらいCVTフルードが抜けてくるかを計っておく。
再利用するとかそういう意味ではなく、ただ純粋に量を計るだけ


オイルが抜けたらドレンボルトのパッキンを新しくして組み付ける。

大体抜けてきたCVTフルードは4リットルくらいだった。


あとは10数本ある10mmのネジを外していく


すると外れるオイルパン


オイルパンにこびりついている古いパッキンをはがします。

その後オイルパンを綺麗に洗浄。乾燥。
組み付ける前にエアブローなどをしてごみがミッション内部にはいらないようにすること


パッキン


パッキンをあてがってミッションと合体させる。右下に見える黒い丸は鉄粉除去用の磁石が2つついています。


オイルパンを取り付けたら、レベルゲージより専用の純正オイルを4リットルまず入れる。

エンジンを始動させて、シフトを一通り動かしてレベルをチェック。
おそらく少ないはずだから徐々に注いでいく

日産CVTフルードNS-1が指定オイルです。


ボクはATFチェンジャーで新油を入れましたが、ジョウゴとジョッキでも入れられる。

ある程度レベルの範囲内にはいったら、エンジンを完全暖機させる。
こうすると大体フルードが膨張して増えるからだ。暖機後の目盛りを読む

あとはきちんと車が動くかを確認。


ミッションのにじんでいる部分などを綺麗に洗浄して終了

日産セレナのATのオイルパンパッキン交換でした。