新型スペーシアの電動パーキングブレーキ、インチダウン出来るか?

新型のスペーシアカスタムが入庫しまして、気になる部分をチェックしてみました。

この新型に切り替わってから最大の変更点は、サイドブレーキに電動パーキングを搭載したところです。

電動パーキングって、何をするものかというと、文字通りサイドブレーキを電気的に行うシステムです。

電動パーキングにすることで、車側が自動でブレーキをかけられるようになります。

例えば坂道をずり落ちないようにホールドしてくれたり、アダプティブクルーズコントロールなら、前走車に対して完全に停止するまで追従することも可能になります。

が、しかし電動パーキングにはちょっとした問題も出てきました。

新型スペーシアカスタムの後輪を内側から見てみると、このようにモーターが付いています。

このモーターを使ってブレーキを駆動させています。

問題はここの部分。

ホイールとの隙間にこのような突起があるんです。

これはなんであるのかというと、雪などが付着した時に落とす役割をします。

雪の深みにハマってしまって、そのまま一晩経過した。雪が凍りついていざ走り出そうとすると、電動パーキングのモーターに直撃してしまう。

そうなると壊れてしまう可能性があるので、このような突起を持たせて雪などをこそぎ落としてあげると。

純正のタイヤサイズが165/55R15です。

これをスタッドレスタイヤにする時に、14インチにインチダウンしたら・・。

15インチだとこれだけの隙間がありますが、14インチになるともっと狭まります。

スズキの営業マンに聞いたら、ホイールによってはクリアランスが狭まってしまい、干渉する可能性があるからやめてくださいと言われました。

ちなみにこちらはダイハツのタントです。社外のアルミホイールへインチダウンされていて、バランスウエイトが突起に干渉していました。

ここまでクリアランスが狭まるかはホイール次第ですけど、電動パーキング搭載車にインチダウンはやめた方が無難ですね。

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