24年前の65000km走行したキャリィのエンジン内部を観察してみたら

うちの実家には、古い軽トラックがあります。

平成10年式のスズキのキャリィです。

こんな古い軽トラック、何故まだ所有しているのかというと、理由は2つ。

これは生前親父が新車で買ったものだから。そして、そもそも軽トラックはそれほど使う機会がないので、実はあってもなくてもあまり関係なかったり。

ただし、使う時は使うので。あったほうがいいのです。

この車の整備を僕は整備士になってからずっとしてきています。

なので、部品が出るうちは修理しながら使いたいなという思いが強いのです。

そんなキャリィですが、65000kmほど走っています。

FD3Sを事故で失ったとき、仕事に行くためにこのキャリィを借りて乗ったりしていました。

この車には僕自身も結構な思い入れがあります。2級整備士の講習もこれで通ったな。

ふと、このふるーいキャリィ、しかもキャブ車のエンジン内部ってどうなってるんだろうって。

オイル交換は、それほど悪くないタイミングでしてきています。距離が殆ど伸びないので、酸化する1年くらいを目途に換えてあげています。

この前の車検ではプラグとプラグコードを交換しました。以前交換していましたが、失火していたのです。

一時エネオスのヴィーゴを入れてあげていたころもありました。ちゃんと清浄性が含まれていたころのエネオスのハイオクです。

24年前の軽トラック、エンジン内部はこうなっていた

そしてこちらが24年前で走行65000km走った軽トラックのエンジン内部です。

キャブなので、インジェクションより燃調が正確ではなく大雑把です。

まあまあカーボンデポジットも溜まってきていますね。

それでもノッキングなどを起こすことはなく、普通にF6Aは回ってくれます。

65000kmでも24年経過のキャブ車です。

今の年代のエンジンとは制御が全く違います。排気ガスだって臭いです。

昔の車の排気ガスを臭ってみるとわかりますが、非常にガソリン臭いです。

今の車って、車検でテスターを当て見ると、COもHCもほとんど出ません

COが0.01%くらいで、HCが10も出ない。

これがキャブ車になると、COが2%とか、HCなどは200位出ちゃったり。基準に入ってれば車検は通るんですけどね。

今度このキャリィに燃料添加剤を入れてみようと思っています。

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