リコール情報

「古いトヨタ車でも無料交換できる可能性!ドアガラスが白く曇る人は2028年8月までにディーラーへ」

以前、車検で入庫してきたヴィッツで、ちょっと気になる症状に遭遇しました。

運転席のドアガラスを見ると、表面がまるで砂をまいたように白くまだらになっていたんです。

完成検査を担当した検査員からも、

「これ、もっと進行したら次の車検はガラス交換が必要になるかもしれないね」

と言われました。

当時、この症状について記事を書きました。

実はトヨタもこの問題を把握していて、対象車についてフロントドアガラスの無料修理対応を発表しています。

そして改めて現在のトヨタの情報を確認してみたところ、重要な変更に気がつきました。

無料修理対応期間が、

新車登録から11年以内

になっています。

さらに重要なのが、

「2028年8月末までは11年を超えた車両も保証する」

という特例です。

これは対象車に乗っていてガラスが白くなっている人には、ぜひ知っておいてほしい情報です。

ドアガラスが白くかすんでいませんか?

問題になっているのは、運転席や助手席側のフロントドアガラスです。

トヨタによると、「紫外線吸収膜」または「紫外線および赤外線吸収膜」がコーティングされたフロントドアガラスで、洗浄力の強いガラス洗浄剤を使用したあとに紫外線の影響を受けると、コート膜が損傷して白くかすむ場合があるとしています。

僕が実際に見たヴィッツも、まさにそんな状態でした。

最初は、

「ガラスが汚れている?」

くらいに見えるかもしれません。

しかしよく見ると普通の汚れとは違う。

細かい砂をまいたような模様がガラス全体に広がっていました。

しかも拭いて取れるものではありません。

ガラス表面に施されているコーティングそのものに問題が発生しているためです。

以前は「9年」と認識していた。でも今は11年

僕が以前この問題について記事を書いた時点では、無料修理期間を「新車登録から9年」と認識していました。

ところが、現在のトヨタ公式情報を確認すると、

従来の保証期間
「新車登録から3年または6万km以内」

から、

現在の無料修理対応期間
「新車登録から11年以内」

となっています。

さらに、

2028年8月末までは11年を超えた車両も保証。

ここが非常に重要です。

古いヴィッツやアクアなどに乗っている人は、

「自分の車なんて10年以上前だから、もう保証なんて関係ない」

と思ってしまうかもしれません。

しかし今回については、そうとは限らないわけです。

だからこそ言いたい。

対象車で症状が出ているのなら、保証期間が終わるまで放置しないでください。

一度トヨタディーラーへ相談してほしいです。

対象車種がものすごく多い

この無料修理対応、対象になっている車種がかなり多いです。

代表的なところだけでも、

・アクア
・ヴィッツ
・ハリアー
・クラウン
・C-HR
・シエンタ
・ヤリス
・ヤリスクロス
・ポルテ
・スペイド
・プリウス
・プリウスPHV
・プリウスα
・パッソ
・ラクティス
・プレミオ
・アリオン
・アイシス
・SAI
・カムリ
・MIRAI
・グランエース
・センチュリー

など。

もちろん、これらの車種なら全車が対象という意味ではありません。

型式、車台番号、製作期間によって対象範囲が決まっています。

だから、

「自分はアクアだから対象だ」

とも、

「自分のプリウスは大丈夫だろう」

とも、車名だけでは判断できません。

気になる症状がある人は車検証などで型式・車台番号を確認し、最終的にはトヨタ販売店へ相談してください。

該当すればドアガラスを新品へ無料交換

ここも非常に大きなポイントです。

今回の対応は、

「コーティングを塗って終わり」

ではありません。

トヨタ販売店で点検して今回の現象に該当すると判断された場合、フロントドアガラスを新品へ交換する無料修理となっています。

以前僕が見たヴィッツでは、ガラス単体の価格が約5万円でした。

そこへ交換工賃などが加われば、決して安い修理ではありません。

左右両方となればさらに大きな金額になる可能性があります。

だから対象車に乗っているのに、

「まだ見えるからいいや」

「車検までもう少しあるから、その時でいいや」

と放置するのは、もったいないと思います。

無料修理できる期間が設定されている以上、症状が出ているなら期間内に相談するべきです。

ただし「対象車なら新品ガラスがもらえる」わけではない

ここは誤解しないでください。

対象車だから無条件で新品ガラスへ交換してくれる制度ではありません。

トヨタは、今回のような症状について販売店で点検し、該当すると判断された場合に無料交換するとしています。

また、似た症状であっても原因が異なる場合は有償修理になると明記しています。

つまり、

対象車である

ガラスに該当する症状が発生

トヨタ販売店で点検

今回の現象だと判断

無料交換

という流れです。

「対象型式だから、とりあえず交換してください」

というものではありません。

なぜこのガラス問題を放置したくないのか

単に見た目が悪くなるだけなら、

「古い車だし我慢する」

という選択もあるかもしれません。

しかしドアガラスには安全上重要な基準があります。

運転席・助手席側のガラスは、可視光線透過率が問題になります。

以前僕が見たヴィッツでも、ガラスの白い劣化がかなり進んでいました。

今は大丈夫でも、さらに症状が進んだらどうなるのか。

車検時の透過率に影響する可能性も考えなければなりません。

だから僕は、

「見た目だけの問題だからいいや」

では済ませたくない症状だと思っています。

自分で磨く前にディーラーへ持っていってほしい

そしてもう一つ。

白くかすんできたからといって、

「油膜かな?」

「強力なガラスクリーナーで落としてみよう」

「コンパウンドで磨いてみよう」

と、いきなり手を加えるのはおすすめしません。

今回の症状はそもそもガラスに施されたコート膜の損傷が関係しています。

対象車の可能性があるなら、まず現状のままトヨタ販売店に見てもらった方がいいでしょう。

自分で何とかしようとする前に、

「この車、フロントドアガラスの無料修理対象になっていませんか?」

と相談してみてください。

2028年8月末という期限を覚えておいてほしい

今回の記事で一番伝えたいのはここです。

現在トヨタは無料修理対応期間を、

「新車登録から11年以内」

としています。

そして特例として、

「2028年8月末までは11年を超えた車両も保証」

としています。

つまり古い対象車にも、まだチャンスがあります。

しかし逆に考えれば、この特例にも期限があります。

2028年なんてまだ先。

そう思うかもしれません。

でも車に乗っていると、2年なんてあっという間です。

特に古いヴィッツ、アクア、プリウスなどに乗っている人は、次の車検まで待つ必要はないと思います。

晴れた日に運転席と助手席のガラスをよく見てください。

白いモヤ。

砂をまいたような模様。

拭いても取れないくすみ。

そんな症状が出ていたら、一度確認してみてください。

「保証が切れている」と諦める前に確認を

車は古くなれば、いろいろなところが劣化します。

ヘッドライトも黄ばんできます。

ゴム部品も硬くなります。

塗装も傷んできます。

だからドアガラスが白くなっても、

「古い車だから仕方ない」

と思ってしまうでしょう。

僕も整備士として知らなければ、単なる経年劣化として見てしまう可能性があります。

でも今回についてはメーカーが無料修理対応を出しています。

しかも通常なら保証がとっくに終わっているような古い車まで救済される可能性があります。

これは使わないともったいない。

対象車に乗っている人。

特にすでにドアガラスが白くなっている人。

一度、運転席と助手席のガラスを確認してください。

そして該当しそうなら、

保証期間ギリギリまで待たずにトヨタディーラーへ。

無料で新品ガラスへ交換できる可能性があるものを、知らずに自腹で交換することだけは避けてほしいと思います。

今回のような保証延長は、メーカーから情報が出ていても、オーナー自身が知らないまま乗り続けているケースがあります。

「自分の車は古いから関係ない」

ではなく、

古い対象車だからこそ、今のうちに確認してください。

古くなってくるとバッテリーが心配になります。突然のエンジンかからない症状に悩まされる前に、コンデンサ型ジャンプスターターを車に積んでおくと安心です。