スバル サンバー
型式 TT2
燃料タンクを交換しましたのでレポートします

サンバー 燃料タンク交換

まずは作業をしやすいように左のリヤタイヤを外しましょう

続いてカバーも外します。
バッテリーのマイナスも外しておいたほうが安全

車両の下からアンダーカバーを外します

燃料タンクをおろしやすくするために、ドレンボルトを外して古い燃料を抜き取ります
これで準備がOK

サンバーの燃料タンクは、12mmのボルト4本で車に固定されています。
あとはホースなどを外すのみ

まずはサイドブレーキワイヤーなどを抑えているステーを外します。8mmのボルトでステーは固定されています。
3箇所あります。燃料タンクに溝があって、そこをサイドブレーキやクラッチ、アクセルワイヤーなどが通っているのです。
ステーを外してワイヤーをフリーにしておかないと、タンクを下ろす時ににワイヤーが引っかかってしまう

続いて車両後方から。燃料フィルターにつながるホースを切り離す

燃料が出てくるので注意

続いて燃料パイプにつながっている2本のホースを切り離します

燃料の給油口につながっている一番太いホースを切り離す。これは車両前方

やっぱり燃料が出てきます

車両前方の上部にある燃料の給油口のエア抜きホースを切り離す。

燃料タンク上部のゲージユニットのカプラーを外しておく
これで燃料タンクはフリーになっています。

最初に外すのは、車両前方の12mmの固定ボルト。このボルトを外しても燃料タンクは落ないので大丈夫

続いて車両後ろの固定ネジ2本を外す。12mm。
これで燃料タンクの後ろ側が降りてきます。
タンクの前方は車両のステーに乗っているので、後ろ側へスライドしながら燃料タンクをおろします。
空になっていればなんとか持てるけど、二人で持ってください。

降りた燃料タンク

燃料タンクが外れた状態です

そんなに複雑ではありません
簡単です

燃料タンクを交換した理由は、ずっと放置されていて中が錆びて燃料ラインがつまってしまっているから

代わりの中古のタンクを載せます。ちなみに、中古のタンクを載せるときは、必ず中を確認してください。
サビているタンクを載せたらまったく意味がありませんから

載せるときは、前方を持ち上げて、車両に載せてから後ろのネジを仮止めする

ネジは仮止めして、きちんと4本がスムーズに入ったら締めていきます。

ちなみに交換したタンクの中身。ゲージユニットが錆びているのがわかります

中は錆だらけ。これは詰まるわけだ。
サンバーの燃料タンク交換でした。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。