トヨタ エスティマ
型式 GF-TCR21W
エンジン 2TZ
平成10年式
車検で入庫しました。本日お伝えするのはスパークプラグの交換。
後輩がエスティマのプラグ交換は最強に大変だ!
と息巻いていたのでボクが引き受けることにした。一体どれくらい大変だというのだろうかな。
エスティマはエンジンをミッドに積んでいます。プラグは丁度運転席の下の辺りについていることになります。
とりあえずリフトアップしてアンダーカバーを外して見て見たら、
下からも出来そうだった。
エンジンのカバーを外して見てみる
下から覗くとこのように見えます。4本しっかりと見える。これなら簡単に交換が出来そうだなと
プラグコードを引っこ抜いてみる・・・と
抜けない
4番のプラグコードだけしか抜けない。クリアランスが保てなくて、残りの3本のプラグコードが抜けない。
どうやらやはり上からアクセスするしかないみたい。
車載ジャッキを取り外し、ジャッキを固定しているステーを12mm2本外して取り除く。
それでもまだまだこない。ステップのパネルを外してカーペットをめくる
そして、整備をやりやすくするためのパネルを外す。12mmのネジ数本でとまっています。
ここまでくれば後は簡単。
TCR21Wのエスティマの2TZというエンジンのプラグ交換は、
上から運転席などを外して行うのが正解でした。下からだと4番しか交換が出来ません。
それにしても全然たいしたことなかったけどな・・これのどこが大変なんだろうっての。
ボクが今ままで一番強力だと思ったのはエルグランドのVG30のプラグ交換だ。初代エルグランドですよ。
あれはもう本当に勘。全く何も見えない4番と6番を外すのはとても難しい。
今でもやりたくないな。いい方法があるのかもしれないけれど、
僕はガーニッシュもワイパーリンクも何も外さないで交換したけれど
あれは大変だったなと。
エスティマのプラグ交換は簡単でした。
![](https://www.team-mho.com/wp-content/uploads/2019/10/apple-touch-icon-1.png)
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。
コメント
懐かしい、この車作っていたんですよ。
生産ラインにいたのですか?
すごいです!
確かに作っていました。Fスタビライザーと右Fブレーキホース担当でした。
この初代エスティマはかなり凝った作りでしたよね。整備性は厳しかったところもありますけど。