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VW ニュービートル オイルパン交換

VWのニュービートルです。
今回はオイルが漏れるというもの。


VWのニュービートルのオイル漏れ。

原因はとても簡単でした。


下を覗くとこの通り


オイルパンに大きな穴が開いていました。

車高をこの車は落としていて、
車高を落とす前までは通れた道を通ったらしいんですが、
車高を落として道を通ったら

がこ

っというかなり大きな音がしたそうです。

路肩に寄せて要する見るとオイルががんがん漏れてきたので

わが社にレッカー要請をしてきました


VWのオイルパンというのはアルミ製になってきました。
ゴルフやポロもアルミです。

というか、国産の車もアルミのオイルパンを採用ています。
スズキなんかオールアルミエンジンですよ。

エンジン性能をあげようと、軽い素材をつかっているからですね。
鉄のオイルパンであれば、穴は開かなかったかもしれません。

すべてにおいていえることですが、エンジンの素材を軽量化することによって
強度がなくなります。

鉄を使っていたところにアルミを使ってきた。

当然軽くなるが、強度が不足します。

シリンダーブロックにもアルミを使い始めています。そこにシリンダーライナーを挿入しているんですが、
強度的にどうかなぁっておもったりします。

無駄な肉がないことはいいことですが、
無駄があることによって救われるトラブルもあると思うんですよ。

アルミのオイルパンと鉄のオイルパンで重量がどのくらい違うかわからないけど
そんな所まで突き詰めていかないといけなくなってきたんですね。

複雑な気持ちですね。

MHOはやっぱり鉄のオイルパンが好きです。
ドレンボルトの締め付けトルクも結構アバウトでも許してくれるしね