17万kmプリウス、ハイブリッドシステムチェックの原因はHVバッテリー

ここの所この手の作業が増えてきました。

プリウスに乗っているお客さんから、

「ハイブリッドシステムチェック」というメッセージとエンジンチェックランプが点灯したということで入庫。

あー、これはもしや・・・。

走行距離は17万キロオーバーです。

エンジンチェックランプを読み取ると

・P0A80 電池内部異常

このようなコードが入っています。いろいろと点検してみた結果、残念ながらハイブリッドバッテリーの寿命という事に。

ハイブリッドバッテリーの寿命が頻繁になってきた

ちなみにこのお客さんは、トヨタでも診断をしてもらっていたようで、その時に伝えられた修理見積は

ハイブリッドバッテリー交換

バッテリーボルテージセンサ交換

で約22万円と診断されたようです。30プリウスのバッテリーって、新品だと14~15万程と言われています。そこに交換工賃と消費税で22万円。

バッテリー代ももしかしたら少し値上がりしてきているのかもしれませんね。

30プリウスのハイブリッドバッテリーは、リヤシートの後ろにあります。

工賃で5万円ほど計上されているとしたら、結構取ってますよね。そこまで工賃もらわなくてもいいと思うんですけどね。作業性はそんなに悪くないし。

ここの所30プリウスや初代アクアのハイブリッドバッテリー交換が増えてきました。

ディーラーではあまりリビルトは使わないので、この手の修理は町工場の方が向いているかもしれません。

中古も流通しているし、リビルトバッテリーも流通しています。12万弱でリビルトなら交換が可能です。電池代が安ければもっと安くなります。

この手のハイブリッドカーだったらまだいいんですよね。人力で電池は何とかなる。

今後増えてくるであろうEVのバッテリー交換は、多分それなりの施設じゃないと厳しいですよね。相当重たいですからね。

20万キロでハイブリッドバッテリーが駄目になったとして、交換に22万かかったら、燃料代が安くてもどうなんでしょう。

やはりリビルトへの交換がいいんじゃないかなと思います。

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MHOちゃんねる

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