トヨタ ハイブリッド 整備(メンテナンス)モード移行方法 プリウス

30prius-seini-mode1

今更ながら、トヨタのハイブリッドシステムの整備モードの移行方法をお伝えしたいと思います。


トヨタ ハイブリッド 整備(メンテナンス)モード移行方法

1、プッシュスタートボタンを2回押します。(ブレーキは踏まないこと)プッシュボタンがオレンジ色になる

30prius-seini-mode4

30prius-seini-mode6

2、「P』レンジでアクセルを2回踏む

30prius-seini-mode7

Pレンジ

30prius-seini-mode5

アクセルペダル

3、ブレーキペダルを踏んで、シフトを「N」レンジにしてアクセルペダルを2回踏む

30prius-seini-mode10

4、シフトを「P」レンジにしてアクセルペダルを2回踏む

30prius-seini-mode7

この一連の動作を60秒以内に行うと

30prius-seini-mode9

5、マルチインフォメーションディスプレイにメンテナンスモードという表示が現れるので、ブレーキを踏み込んだままプッシュスタートボタンを押してエンジンをかけます。

これで整備モード(メンテナンスモード)に移行してエンジンがかかりっぱなしになります。

この状態で排気ガステストを行ったり完成検査の検査ラインで測定ができるようになります。

整備モード(メンテナンスモード)を解除するには、プッシュスタートを押してエンジンを止めるだけでOK。

間違っても整備モードのまま走り出さないようにしましょう。あまりスピードを上げたりすると、ハイブリッドシステムに異常をきたすと講習で教えてもらいましたので注意してください。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. 整備士 より:

    こんばんは

    19日の記事の件なのですが

    1つ確認したいですが、カム、クランクのオイルシールを
    外す際には何か特殊工具を使われていますか?

    それともマイナスドライバーのようなものでシャフトに傷つけないように注意しながら外されていますか?

  2. MHO より:

    ケースバイケースですね。オイルシールを抜くSSTも使う場合もありますし、使わない場合もあります。
    オイルシールに鉄板ビスを指して、それを支点にして引っこ抜いたり、自作のマイナスドライバーを細く削って曲げたものをつかって抜いたりしています。
    硬くて頑固なシールの場合大変です。

  3. 整備士 より:

    おはようございます。

    なるほど、そうなんですね。

    鉄板ビスを刺すというのは初めて知りました。
    参考にさせていただきます。

  4. MHO より:

    狭い場所では使えない方法ですけどね。主に縦置きエンジンに有効な技ですね。

  5. 板井田 浩 より:

    プリウス30はメンテナンスモードにするとワンマンブリーダーでブレーキフルード交換可能なのでしょうか?

  6. MHO より:

    30プリウスは診断機なしでブレーキフルードの交換が可能です。ただ、二人一組でやったほうがいいと思います。

  7. 板井田 浩 より:

    やはりそうですか、今度チャレンジしてみます。

  8. MHO より:

    正確なやり方があったと思います。整備振興会の講習で教わりましたがちょっと忘れてしまいました。
    確実な方法でチャレンジしてみてください。