車検でアクアが入ってくると真っ先に目が行くのがテールランプです。
というのも、アクアのテールランプってとある問題を抱えています。
テールランプに目をやると、なんだか変なところがありませんか?
![](https://www.team-mho.com/wp-content/uploads/2021/11/63FA056C-7D15-4EF6-934E-A74E1616EF5E.jpeg)
なんとテールランプに水が入っています。こんなに溜まってタプタプしています。
もちろんこんな状態では車検は通りません。なんとかしないといけません。
アクアにはテールランプのサービスキャンペーンが出ている
![](https://www.team-mho.com/wp-content/uploads/2021/11/5F899945-D047-41CE-91B2-8BF862F5A706.jpeg)
どうしてこんなことになっているのか?
実はアクアにはテールランプにサービスキャンペーンが出ているものがあります。
テールランプの樹脂製レンズとハウジング接合部の強度が不足しているため、温度変化の熱膨張によってレンズに亀裂が生じ、ランプ内に水が浸入するおそれがあります。
トヨタHPより引用
NHP10-2590955、NHP10-2590956、NHP10-6586967~NHP10-6776598のフレームナンバーです。
具体的には平成29年 5月10日~平成30年 8月22日の間に製作された車に限りです。
![](https://www.team-mho.com/wp-content/uploads/2021/11/58506D53-C87A-4473-BE3F-23C265A168A5.jpeg)
ただし、残念なことにサービスキャンペーンに該当していないフレームナンバーのものについても、やはり水が入るものが多数見受けられます。
それらの車種は実費で修理しないといけません。
![](https://www.team-mho.com/wp-content/uploads/2021/11/51C428FD-5608-4F49-B24B-345C30D00E4A.jpeg)
ちなみにこのテールランプに組み込まれているLEDは、単体供給がされません。
水が入った状態で使い込むと、こちらもダメになる可能性があります。
すると、テールランプアッセンブリーでしか部品が手に入らないので注意です。水が入った状態では車検は通りませんが、ちゃんと水抜きをした状態で、シーリングを施したうえで車検に臨むこともできなくはありません。
![](https://www.team-mho.com/wp-content/uploads/2021/11/9DEF079B-475A-4B96-8084-66FC2540F75A.jpeg)
アクアに乗っている人は、たまにテールランプを確認してください。
水が入っている場合は、そのまま放っておくと、各部へ影響が出てきます。
それにしてもサービスキャンペーンの範囲を拡大してもらってもいいと思うんですけどね。
![](https://www.team-mho.com/wp-content/uploads/2019/10/apple-touch-icon-1.png)
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。