現行のセレナとシビック、この2台は共通点があります。それはキャップレスフィラーを装着してるという事。

キャップレスフィラーとは何か?給油口にキャップが付いてないものになります。それぞれ見てみましょう。
セレナのキャップレスフューエルフィラー

まずは現行型のセレナです。

室内のオープナーを引いて、給油口を開けてみるとこの状態。
キャプレスフューエルフィラーと書いてあります。

キャップレスなので、ガソリンを入れる時はダイレクトにノズルを差します。
真ん中を押し込めるようになっているのがキャップレスフィラーの特徴。

これがセレナのキャップレスフューエルフィラーです。
シビックのキャップレスフィラー

続いてはシビックです。
こちらはドアロック連動型のフューエルリッドを採用しています。

つまりドアロックが解除されている状態で、フューエルリッドのパネルを押す。

すると開きます。そしてキャップレスフィラーです。

こちらも給油時にはダイレクトに給油ノズルを差し込むようになります。

こんな感じで真ん中が凹むのでノズルが差し込めるようになります。
キャップレスフィラーのメリットは?

ではキャップレスフィラーのメリットは何か?
最大のメリットって、給油キャップの閉め忘れ防止だと思うんです。
というのも、アメ車などってこの手のキャップレスフィラーを採用してる車が多いです。どうしてかっていうと、向こうは日本よりも早い段階でセルフ型スタンドがありました。
日常的に自分たちでガソリンを入れるアメリカでは、キャップの置き忘れとかが多かったんじゃないかなって推測します。
日本でもセルフスタンドが20年までは経過してませんけど、出回ってきましたね。
僕もセルフスタンドで働いたことがあるんですが、結構お客さん忘れて行っちゃうんです。給油キャップ。
この給油キャップの付け忘れを防止できるということが最大のメリットではないかなと。
あとは手間も少なくなりますよね。
デメリットとすると、ギリギリの満タン給油がしにくい。燃料をうまくノズルから切ることができない。すなわちノズルを外すときにこぼれやすい。
こんなところでしょうかね。
今のところ僕が知ってる限りこの2台だけです。他の車種でもあるかもしれないので、調査を続けたいと思います。