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車好きを育てるために考える

日本の産業でかなり大きなウエイトを占めている自動車。しかしワカモノは自動車を嫌い、離れていっている。
車の免許なんか無くたってなんら問題ない。取りたいとも思わない。そんな若者が増えているのが現実だ。
そこで車好きをどうやって育てるかを考えてみた。

やっぱりまず一つはイベントだろう。車のイベントって、サーキットで行われるのが多い。これが良くない。
各自動車教習所レベルで盛んに行えばいいのだと思う。
サーキットだと敷居も高いし遠ければなかなか足が運べない。
自動車教習所に協力を要請していろいろな体感イベントを開けばいいと思う。

例えば、普段乗れないような自動車を乗れる体感イベント。あとは自動車の限界を知ってもらうような催しだ。
多くのドライバーは自動車の限界がどこにあるのか知らない。または限界を感じたことが無い。
事故を起こすのはそういった車の性能を把握していないが為の事故というのも実際は多いだろう。
フルブレーキングによるABSの作動。それとABSをキャンセルしたときのハンドルロックがかかってしまう挙動、ホイールスピンをしたらどうなるか?などなど車で出来ることをいろいろと教えてあげるのだ。

車ってやっぱり一番は感性に働きかけてくる乗り物だと思う。ジェットコースターや電車って、体感はすごいけどやっぱり自分で操縦するわけではないでしょう?しかし、自動車は自分で操って動かすのだ。

こんな乗り物ってなかなかない。しかも24時間好きな場所に連れて行ってくれる魔法の空間だ。このキャッチコピーだけでわくわくしてしまうボクは変だけど、そういう魅力を今の若者は知らない。

車をいじるのはとりあえず後回しにして、まずは体感から入る。車を運転して彼女とドライブにいくでもいい。
それだけで特別なものになってくるではないか?

自動車メーカーというのは車を売ることだけに躍起になっていてはだめなのだ。売るのは商売だ。
商売もいいけど文化というものをもっと大切にしてもらいたい。企業イメージとかで環境、エコなどを前面に出してくるけれど、それ以外に文化を大切にしてくれる自動車メーカーがもっと現れてもらいたい。
車好きを育てるにはやっぱり自動車メーカーががんばってもらわないと!とボクは思ってしまう。