日本車があと数年で中国車に負けるような気がしてならない

今中国でモーターショーをやってます。インターネットの便利なところって、ほぼリアルタイムに情報をみることができるという点。

情報の媒体が雑誌などしかなかった時代に比べると、現地に赴かなくてもすぐに情報をゲットできるので便利ですね。

今回のモーターショーをネットで見ていて感じたこと。

「あと数年で、車の技術は日本と中国逆転するかな?」

という若干の危機感です。数年前まで、中国のモーターショーって、悪い言い方をすればどこかのメーカーにそっくりだったパクリカーがたくさん出展されてました。

それが、オリジナリティを出してかつ技術的にも相当なものになってきているという印象を受けました。特に電気自動車ですね。電気自動車だけで考えるとおそらく日本の技術とほぼイーブン。バッテリーは中国の方が進んできているか。

ハイブリッドなどの協調性はやはりトヨタがまだ抜きん出ているわけですが、その他に関してはそろそろかな。

実際僕は中国には行ったことがないんですが、かなり進んでいます。電子マネーが当たり前で、もうイケイケです。高度成長期のイケイケ。日本のエンジニアたちも相当数ヘッドハンティングされてます。

では、日本はどうするべきなのか?これをちょっと考えてみたんです。今日本車ってリコールの嵐だし、自動車メーカーで元気があるのはトヨタくらいです。

日本の東京モーターショーもいまいち盛り上がりにかける。他の国で行われてるモーターショーに比べると・・・。となってしまいます。

しかし、日本にはオートサロンがあります。東京モーターショーとは違い、オートサロンは大人気。ここを活かしていけばいいんじゃないって。

まあオートサロンに出展される車の多くはチューニングカーだったりいろんな改造を施されている車です。自動車メーカーではなかなかできないことをみんなで競っている。そこを規制しているのは国土交通省と車検制度ですよね。

不正改造はそれはいけないわけですけど、もう少し柔軟になってくれればいいよなと。自動車メーカーの開発車が追いつかれ、追い抜かれそうな時武器になるのがチューニングカー。

こういう自動車文化を前面にもっとプッシュしていけば、違う側面からもいいと思うんですけどね。10年後はもう予想できないですね。僕も将来的にはEVに乗りたい気持ちもあります。日本のEVは・・。

中国のEVが日本を所狭しと走ってる時代がくるかもしれないですね。

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