2022年で使えなくなるETCの見分け方は複雑なので、主要ETCメーカーを調べてまとめてみた

先日ETCについてこのような記事を書いたところ、かなりの反響をいただきました。

注意喚起!今までのETCが使えなくなる?2022年と2030年問題と機種の見分けかた https://t.co/NdjIDJstqc

— チームMHO (@teammho) November 18, 2019

要約すると、ETCが出始めの頃に取り付けた機種は改正される電波法に引っかかる可能性がある。そのまま使っていると、ゲートは開かないということはないそうだが、電波上法はNGとなるので、何らかの処罰が来てもおかしくはない。

該当する機種の見分け方などを記載したのですが、どうやらETCの販売メーカーが独自に電波法に適合しているかどうかを確認して公表しているところがあるようです。

実際、僕が使っている三菱電機のものは旧モデルで買い替え対象だったのですが、三菱電機のHPでは電波法に問題なしという発表をしています。

2022年以降使えなくなる可能性のあるETC

まず2022年12月1日以降使えなくなる可能性があるETCの見分け方からざっと復習です。

初期型のETCで、車載器管理番号が

「0」から始まる19桁のもの。

「1」から始まる19桁のものは大丈夫。

車載器管理番号は、セットアップシートか本体にステッカーで貼ってあるので確認することができます。両方確認できない場合はETCのロゴを見てください。

そして2030年以降、国交省のセキュリティ問題で使えなくなる可能性がある機種は以下のように見分けてください。

ETCの下に・・・というマークがついていれば新セキュリティ対応です。ついてなくてただのETCというマークのものは旧セキュリティなので使えなくなる可能性があります。

そしてナビと連動するETC2.0はカード挿入口付近に■マークがあるものは2030年の国交省のセキュリティ問題にひっかかる可能性がある。

これが先日書いた記事の情報です。

ここからさらに掘り下げて調べていくと、2022年以降もこれらの機種が使えるものもあります。それはETCメーカーのHPで調べる必要があります。

主要ETCメーカーを調査してみました。

三菱電機のETCは全て2022年以降使える

こちら僕が実際に使ってる初期タイプのETCです。車載器管理番号が0から始まるしETCのロゴに当然・・・はついてません。

電波法に接触する可能性がある機種です。これをメーカーHPで実際に調べてみると記載がありました。

当社の全てのETC/ETC2.0車載器は新スプリアス規格に対応しており、2022年12月1日以降も安心してご使用いただけます。

三菱電機ETCのHPより引用

すみませんでした。最後まで詳しく調べないで。三菱電機のものは2022年の電波法に対応しているので全て使えるということです。

パナソニック製のETCは2022年以降どうか?

続いても大手のパナソニックです。

HPを詳しく調べていくと、こちらは電波法に接触する機種があると書いてあります。

弊社のETC/ETC2.0(DSRC)車載器は以下の機種を除き、平成17年12月1日に改正された無線設備規則(昭和25年電波監理委員会規則第18号)の技術基準を満足する新スプリアス対応を実施済み。もしくは再認証済み(予定を含む)のため、平成34年12月1日以降もご使用頂けます。
旧規格に該当する場合は、平成34年(2022年)11月30日までしかご使用頂けません。

平成34年12月1日以降使用できなくなる機種一覧 ( )内は車載器型式登録番号

  • C03002T(0321) 実験機として出荷
  • C03002B(0354) 実験機として出荷
  • CN-RX0600AK(0389) 実験機として出荷

上記機種をお使いの方は、使用機器の取り外し、または買い替えを頂くよう、お願い致します。

パナソニックETC HPより引用

DENSO製のETCは2022年以降使えるか?

DENSOのETCも一部で電波法に接触する機種があると記載があります。

ご使用できなくなるデンソー製ETC車載器は以下の通りです。

  • 型式 DIU-3102(型式登録番号 0209 / 2001年4月~2004年4月製造品)
  • 型式 DIU-3104(型式登録番号 0211 / 2001年6月製造品)

DENSO ETC HPより引用

カロッツェリアのETCは2022年以降使えるか?

カロッツェリアのETCは結論を書くと全部OKと記載があります。

弊社のETC/ETC2.0(DSRC)車載器は、平成17年12月1日に改正された無線設備規則(昭和25年電波監理委員会規則第18号)の技術基準を満たす新スプリアス規格に対応済。一部生産完了商品(ND-ETC1)につきましても、無線設備規則の一部を改正する省令(平成17年総務省令第119号)附則第5条第3項法令により、2022年12月1日以降も利用が可能となっています。

カロッツェリア ETC HPより引用

KenwoodのETCは2022年以降使えるか?

KenwoodのETCはどうなのか調べてみました。が、ほかのメーカーのように明言されているページが見当たりませんでした。

唯一こちらのページをみると、新旧セキュリティ・スプリアス規格で該当機種がわかります。

Kenwood ETC HP

この表に記載されているETCであれば、旧スプリアス規格に該当しているものは見当たりませんが、ここに載っていない製品などがあると不明です。

こちらの表を参考に調べてみてください。

クラリオンのETCは2022年以降使えるか?

HPに記載が見つかりました。当社および当社関連会社にて製造、販売された対象製品の品番、技術基準適合証明・工事設計認証番号は下記をご確認ください。下記以外の製品については、2022年12月1日以降もご使用いただけます。 対象製品ETC車載機・ETC920 (EA-1188B-A) 工事設計認証番号:01CYBA1004 クラリオン ETC HPより引用この機種は使えなくなるということです。 

古野電機のETCは2022年以降使えるか?

結論を先に書くと、古野電機製は全て2022年の電波法はクリアしているとのことです。

古野電気製、三菱重工業製(三菱自動車向け含む)のETC車載器はすべて新スプリアス規格に対応しており、2022年12月1日以降も安心してご使用いただけます。

古野電気 ETC HPより引用

こちらは安心です

矢崎のETCは2022年以降使えるか?

矢崎のETCですが、こちらは電波法に接触するモデルがあります。

・ETC-YM2N 型式番号0218

・ETC-YM5  型式番号0258

詳しくは矢崎 ETC HPより確認してください。

2022年以降使えなくなるETCをまとめると

主要なETCメーカーの情報をまとめてみましたが、そのほかにもメーカー純正品だったり他のメーカーのものもあります。

詳しく掘り下げて調べてみたら、機種的にはグレーなモデルも多いけど実際には電波法をクリアしているモデルが多いということ。

そして、それらを調べるには、やはりETCメーカーのHPできちんと確認を取らないといけないということ。

どうしても確定的な情報がわからない場合は、買い替えをお勧めします。

ETCは今なら1万円もしないで取り付けることが可能です。グレーのまま電波法に接触してしまうよりは買い替えたほうがよっぽど安心かなと。

買い替えるときは当然のことながら新セキュリティ対応品を選んでください。あくまで今紹介しているのは2022年12月1日の電波法をクリアできるかできないかの機種です。

国交省が2030年に旧セキュリティの規格を変更するという情報も出ています。なので、2022年の電波法クリアしていても、旧セキュリティモデルは2030年問題で使えなくなる可能性も出てきます。

それらを考慮しても新セキュリティ対応モデルへの買い替えが一番安心です。