プラスチック部品からクーラント漏れを起こしたら、パッキンではなく部品で交換!

車を構成する部品で、時として樹脂製のものが使われていることがあります。

今ではインテークマニホールドも樹脂製だし、新型のレヴォーグに至ってはタイミングチェーンカバーも樹脂製になっています。

ヘッドカバーが樹脂製になっているものもありますよね。これら樹脂製は昔に比べてかなり精度があがってはいます。しかし、金属に比べるとメリットもあるけどデメリットもある。

メリットはやはり軽くて安いということですかね。金属製の部品よりも軽いし、価格も安いです。

デメリットとしては、耐久性が金属製部品より悪いかなと。

例えば、金属部品だったら割れるということはあまりありません。アルミ部品なら落とせば割れるけど、そのほかのものは凹んだりするくらいです。

樹脂製の場合は割れやすいです。そして歪みやすい。

例えばゴルフ。

このエンジン、よく冷却水が漏れてきました。

場所はここから。

真っ赤な結晶になってるところがよくわかります。

ここはクーラントが通っている部分ですが、部品が樹脂製です。

ここのジョイントから水温センサが取り付けられていたり、各部のホースへ枝分かれしています。

問題はプラスチックの樹脂部品は、金属部品に比べると歪みやすいということ。

もちろん部品でパッキンを換えれば止まるんじゃないかって期待しますけど、大体また漏れてきます。

しかもネジが2本で固定されているだけなので。

構造もよくないし部品の精度もいまいちなので、こういった部位から漏れてきたら部品ごとの交換が安心です。

もちろん、取り付け面を奇麗にするということは言うまでもありませんけど。

樹脂製パーツには要注意です。経年劣化で硬化して割れやすくもなっていますからね。

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