新型レヴォーグの新エンジン直噴ターボCB18にはあえてハイオクは入れていけない理由

新型のレヴォーグがデビューして日にちが経ちました。

このレヴォーグには新型の水平対向エンジンが搭載されています。

搭載されているエンジンはCB18という直噴ターボエンジンです。この、CB18エンジンにはいろんな特徴があるので紹介していきます。

CB18エンジンのタイミングチェーンカバーは樹脂製!

まず特徴的なのは、エンジンをよく見てください。

ベルトがかかっている奥です。黒い樹脂カバーが付いています。これを見たら整備士の人は

「新型エンジンなのにタイミングベルトを使ってるのか?」

と疑問に思うはず。

しかしながら、CB18はタイミングベルトを使っていません。タイミングチェーンです。そうです!タイミングチェーンカバーが樹脂製で出来ています。

タイミングベルトカバーは樹脂製でもなんでタイミングチェーンカバーは樹脂製ではいけないのか?

今までどうして樹脂製のチェーンカバーがなかったのか?

この最大の理由はタイミングチェーンカバーの中はオイルが回っているからです。逆にタイミングベルトカバーの奥はオイルが回っていません。

チェーンはオイルで潤滑しています。ベルトは特に潤滑をしていないので、オイルは必要ありません。逆にベルトにオイルが付着すると切れやすくなるので、タイミングベルトカバー内にはオイルが回ってはいけない。

新型レヴォーグのCB18には国産初になるのかな?樹脂製のタイミングチェーンカバーが装着されています。

軽量化などのメリットもあるでしょうが、ここで搭載できたという事は、技術的な問題をカバーできたということでしょう。

CB18直噴ターボにはハイオクを入れてはいけない理由

そしてここからが本題です。

結論を先に書くと、この新型レヴォーグに搭載されているCB18エンジンはレギュラー仕様になっています。

車が好きな人って、車にいいからとハイオクを入れたくなりますけど、ハイオクは入れてはいけないのがこのエンジンの特徴です。

理由は何故か?

レギュラーガソリン推奨

本エンジンは、レギュラーガソリンで性能が最大発揮されるよう制御されています。

そのため、ハイオクガソリンを給油した場合、燃費や始動性の悪化が起こることがあり、性能を十分に発揮できません。

スバルHPより引用

ちなみにレヴォーグだけでなく、フォレスタースポーツにも同じエンジンを搭載しているので、同様です。

制御をレギュラーでち密にセッティングしているということです。ハイオクってレギュラーに比べると対ノック性が高くて燃えにくいです。

燃料が燃えにくいとカーボンがたまりやすくなります。このカーボンが新型の触媒を詰まらせてしまうのを防ぐ為の配慮です。

新型レヴォーグにはあえてハイオクを入れてはいけないのです。

ちょい乗りを繰り返したら触媒を活性化させる慣らしが必要になる

ハイオクを入れないまでも、新型レヴォーグには新しい触媒を積んでいることが分かりました。

この触媒はクリーンディーゼルのものとよく似ています。

エンジンを回してあげないと、触媒が詰まるんです。

DPF警告灯と同様な排気システム点検のランプを備えています。そのランプが点灯したら、触媒を保護するために高速道路を走行して負荷を与えないといけないようになっています。

新開発1.8L直噴ターボエンジンは、排ガス成分(NOx)の浄化のため、通常と異なるNOx吸蔵還元触媒(LNT)を採用しています。この触媒は、ガソリン成分にわずかに含まれる硫黄成分が堆積しますが、高速走行時に自然除去します。

スバルHPより引用

排気システム点検ランプが点灯したら、約70km/hの速度で5分以上の走行をしないと触媒が再生されません。

その状態のまま使い続けると、最終的にエンジンチェックランプが点灯してしまい触媒を交換しないといけなくなります。

これはかなりの高額修理に上ると記載されています。

参考までにトヨタのハイエースで触媒を修理したことがありますが、その修理費用は強烈で30万円を超えました。

レヴォーグも同じくらいかそれ以上は触媒修理に費用がかかるかもしれませんね。

ハイオクを入れることで、さらにカーボンが溜まりやすくなる可能性があります。

余計に触媒に負担がかかるので、レギュラーを入れてください。

ただし直噴エンジンなので、燃料添加剤は効果があります。PEA配合の燃料添加剤を1万キロ毎に2回連続投与をすると、堆積したカーボンを溶かしてくれるのでお勧めです。

新型レヴォーグにはあえてハイオクを入れてはいけないという理由でした。

オーナーは気を付けてください。たまには高速に乗ることも必要ですよ。

同じく直噴エンジンのND型ロードスターですが、新車で買って5万キロを超えた時点でピストンヘッドを撮影してみました。

ハイオクを入れ続けてもこれだけカーボンが溜まるという事です。

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