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ノックセンサを今度は分解してみました!エンジンのノッキングを感知しているセンサ

ノックセンサと呼ばれるセンサをご存知ですか?

その名の通り、エンジンのノッキングを感知しているセンサです。むかーしの車にはノックセンサというセンサは付いていませんでした。

このノックセンサを採用してきた理由は、エンジンのノッキングをいち早く感知するため。

エンジンのシリンダーブロックに取り付けられています。センサ自体にねじ切ってあるので、オイルプレッシャスイッチのように、センサそのものをブロックに取り付けです。

話をもどして、ノックセンサを採用してのメリットは具体的にはなにか?

例えば、NAとターボっていうと圧縮比が高いのはどちらかわかりますか?

正解はNAです。ターボっていうのは自然吸気と違って、吸入空気をタービンでさらに圧縮してシリンダーへぶちこんでいます。これにより自然吸気のNAエンジンよりも排気量アップさせるような効果があるわけです。

ただ、同じボア・ストロークなのに吸入空気が増えたりすると、燃焼をコントロールするのが難しい。そういった意味合いもあって圧縮比をターボのほうが下げてあります。

ノックセンサはエンジンがノッキングしたらその振動をキャッチしてECUに伝達。点火時期を遅らせるなどのコントロールをしているのです。

ノックセンサのおかげでターボ車でも圧縮比をあげられるようになった!

というセンサです。

というわけで分解!

ちくちくつっついた程度ではまったくびくともしません。

なので今度もグラインダー攻撃です!

中に圧電セラミックスが入っていてそれが、ノッキングの振動を感知しているのですが、ぐちゃぐちゃなのでよくわかりませんね(笑)

とりあえず、ノックセンサを分解してみました!の巻きでした。