10年を超えてくる車って、ヘッドライトが黄ばんでくることがよくある。
 紫外線の影響なのかもしれないけれど、明らかに新品時とは違った色になる。クリアーだったはずのヘッドライトが黄ばんでくるのだ。
ガラスのシールドビームはそういうことは無いが、樹脂製のものは黄ばみやすいのだろうか。
 最近の車のデザインは個性的だ。昔みたいな同じヘッドライトの形など存在しない。
 一つ一つがデザインをなしており、交換すると高価な部品でもある。片側5万円とかする
 車なんてザラだ。
 
実際に車検でヘッドライトの検査になると、光量不足で検査に引っかかってしまう車もある。
 こういった場合はどうするかというと、専用のコンパウンドで磨いてあげるのだ。
 専用のコンパウンドで磨いて黄ばみを落としてあげると、驚くほどクリアになる。
 そしてそのあとに光量を測ったら、かなりあがっているのが良く分かる。ヘッドライトを
 交換するのはお金がかかる。だったら、専用のコンパウンドで磨いて使えば良いと思います。
板金でヘッドライトが割れて、片側だけ新品にすると、これまた不恰好だ。
色が明らかに違うのがわかるからだ。もしヘッドライトが割れてしまったら安価な中古部品を使うのがいいのではないでしょうか。
中古でも専用のコンパウンドで磨いてやれば綺麗になる。新品の10分の1くらいの価格で手に入れられるならそれに越したことは無いですからね。
ということで本日はヘッドライトの黄ばみでした。

ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。