ライトエース KR42V ECU交換 エンジンがかからない

エンジンがかからないということで入庫してきたライトエース

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ライトエース。KR42V。ガソリンエンジンで7Kというエンジンを積んでいます。

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診断すると、点火火花が飛んでいなかった

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更に診断をすすめていくと、イグニッションコイルは問題ないけれどイグナイタが故障していることがわかりました。

イグナイタ

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ということで、イグナイタを新品に交換したらエンジンはかかるようになり、直りました。

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が、しかしここでまた問題が発生。

電圧が上がると火が飛ばなくなるんです。
どのような状況かというと、バッテリーをジャンピングさせたとき。

長距離走行をして、バッテリーが充電され、充電電圧が13V以上を超えたとき。
この時点火火花が飛ばなくなります。

しばらくクランキングしていて、バッテリー電圧がスターターに食われていき、12V台になると火が飛ぶようになります。
しかし、その時間は相当長く、本当にエンジンがかかるんだろうか?と疑問に思えてしまうほど長い時間のクランキングが必要となります。

あれこれと試してみましたが、どうも電圧が上がっているときだけECUの点火信号がイグナイタに入っていないことが判明。

イグナイタが何らかの原因で壊れたとき、その反動でECUにもダメージが入ってしまったのだろうか?

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いずれにしろ、修理をすることに。

中古のECUに付け替えたら直りました。

電源電圧が高いときにだけ点火火花が飛ばないという稀なケースでした。

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