L260Sのミラです。
ドラムブレーキを開けたら、中がオイルでぐっちょりしていたので、
アクスルシャフトのオイルシールを交換することになりました

ミラ L260S リヤ アクスルシャフトオイルシール交換

ご覧の通り。ギトギトです。ブレーキシューも交換しないと駄目。とりあえず
ドラムを開けた状態です。

ホイールシリンダーのブレーキパイプロッドケーブルを外す。
パイプロッドケーブルからブレーキオイルが垂れてきますが、ホイールシリンダーのゴムキャップをつければ漏れがあるていど
防げます

続いてABSの車輪速度センサーを外す。10mm。
サイドブレーキワイヤーをラジアスロッドに止めてある10mmを1本外す。

バックプレートを外す。14mm4本です。
理屈上はネジを外せば取れますが、固着しているので、バックプレートを曲げないようにうまくハンマーをつかって
固着を外します

バックプレートはどこかに引っ掛けておきましょう

これでシャフトを抜きます。スライディングハンマーを取り付けるために、
この状態でブレーキドラムを取り付けます。

ドラムに今度はスライディングハンマーをセットする

ドラムごとシャフトを抜く

抜けたシャフト

奥にあるのがオイルシール

タイヤレバーで上手くはずす
傷をつけないように

外れた

新しいオイルシールを打ち込む

大型用のソケットがちょうどよかった。
オイルシールを打ち込んだらシャフトを打ち込む。

シャフトからドラムを外す

センターナットをシャフトの面まではめておいて、ハンマーでコンコンと軽く叩けば
ベアリングが面まで入ります

バックプレートの取り付け面に液体ガスケットを塗布。防水。

あとは元に戻す。ブレーキシューを新品へ。
ブレーキオイルのエア抜きをやれば終わり。
ミラのアクスルシャフトオイルシール交換でした。
オイルシールは500円くらいですが、作業指数は1,5時間だから
工賃が1万円ちょっとかかる作業になると思います。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。