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マニュアルトランスミッションとワカモノ

本日はちょっと虚しいタイトル。マニュアルトランスミッションとワカモノという
タイトルでお願いします。
マニュアルトランスミッション、略してマニュアルです。何故このようなタイトルの文章を書こうかと思ったらカルチャーショックを受けてしまったから。
先日、会社の新入社員の説明会なるものがあったのです。
そして、内定が決まっている今の新卒の若者と話す機会がありました。

MHO「車何乗ってるの?」
ワカモノ「車もっていないんですよ」
MHO「あ、そうか。免許は持っているんでしょう?」
ワカモノ「ありますよ。ほら見てください」

といって差し出す免許証をみてビックリ。なんとAT限定ではないですか。
しかもそのワカモノ、かなりのイケイケな雰囲気をかもし出しているワカモノなのに・・
当然問いただしてみたんですよ

MHO「どうしてAT限定にしたんだい?」
ワカモノ「え~車なんて動けばいいし、マニュアルなんかもうないんでしょう?」
MHO「いやいやそんなことないでしょう。たくさんあるよマニュアル」
ワカモノ「うちの爺さんの乗っている軽トラックだけかと思いましたよ」

というこんなやり取りの末、まだ時間があるからAT限定を外してこいと助言。
何故なら、わが社の社用車はマニュアルも何台もあって、AT限定だと困るぞと。
そういった意味でワカモノに言っておきました。

しかしカルチャーショックを受けてしまった。そういえば去年入った新人で、某配達の関係の課に所属された人がいます。会社のトラックでいろんなところに配送する仕事ですが、その彼、マニュアルを運転できるが、何せクラッチ操作がかなりヘタ。
一年間に何度クラッチをオーバーホールしたか・・・しかも普通の縦置きならいいけど
その車は横置きエンジンです。4WDだったらエンジン下ろさないといけないんだぞ・・
そのクラッチをOHしているのは俺の部署なんだぞと。意味なくクラッチを終わらすな。
と心の中で叫んでみたりしました。実際ダンプの運転手でクラッチミートがヘタな人は
違う部署に配置換えされたこともあるほどです。

それにしてもマニュアルを運転できないワカモノは新入社員のなかの半数以上がそうでした。
車なんてうごきゃいい。といった考えを露呈していた事件でしたね。