VWのポロです。同僚の整備士が乗っていた車です。
オーバーヒートを起こしたということです。

この手のポロですが、僕もタイミングベルトなどを交換したことがありますが、とある部品がまさかのプラスチック製なんです。

タイミングベルトももちろん使っているし、サーモスタットも不良になりやすい。
ただし、オーバーヒートに関しては部品がよくないねと言わざるを得ません。
それはこちら。

ウォーターポンプです。

ウォーターポンプはタイミングベルトで駆動されるタイプですが、エンジン側の水をかきまわすインペラ部分がまさかのプラスチック製。

長年使ってくると、ここが破断してしまう。
タイミングベルトでプーリーが回されたとしても、インペラが折れているのでクーラントを循環させることができない。というまさかの部品です。
国産車はもちろんインペラは金属製。

部品がきちんとしていたら、こうはならないよなって。
当時初めて見たときはびっくりしました。
この時代のポロは早めの交換をしないと駄目だということです。
国産車ではなかなか考えられないようなところがプラスチック製品だったりで、外国車って触ってみるといろいろと勉強になる部分があります。