走行距離が伸びてきた車のオイル交換に!通常のオイルに添加剤を入れる理由と効果について

車の走行距離が伸びてくると、各部で摩耗が進みます。エンジンもさることながら、タイヤやブレーキも減ってくる。

簡単に交換ができる部分なら、部品交換をすることで常に新品に近い状態に保つことができます。しかし、エンジン内部の摩耗になると簡単には部品交換ができません。

この場合、普通のオイル交換にプラスしてオイル添加剤を入れることで、エンジンの摩耗を緩和することができるので紹介します。

エンジン内部で摩耗する部分はどこか?

エンジンって車の動力源です。

燃料ポンプから燃料を吸い上げて、エンジン内で混合気を爆発させて動力を得ています。爆発させたエネルギーでピストンを押し下げます。ピストンの上下運動をクランクシャフトで回転運動に換える。

エンジンから出力された回転運動をミッションで変速してデフにつなげ、各タイヤを駆動させています。

エンジンはとにかく回転しています。それを保護しているのがエンジンオイルです。

エンジンオイルにはいろんな価格帯や種類のものがあります。もちろん配合されている添加剤によって高いオイルのほうがいい添加剤が配合されている。

高いオイルと安いオイルを同じスパンで交換をし続けると、結果は高いオイルを使い続けるほうが摩耗度合いは少なくなると思います。でもこれは体感ができるかというと、街乗りレベルだとほぼわからないレベルです。

具体的にエンジンが摩耗する部分はどこなのか?

シリンダーヘッドのカム・ロッカーアームとバルブ廻りの摩耗

エンジンのシリンダーヘッドで摩耗する部分は、回転をしているカムシャフト。カムシャフトから押されるロッカーアームやラッシュアジャスタ。そしてそこからバルブです。

これらは金属同士が接触するので、オイルで潤滑していたとしてもほんの少しずつは摩耗していきクリアランスが広がっていきます。

クリアランスが広がってくると、アイドリング時の音が大きくなってきます。調整式のロッカーアームならバルブクリアランスを調整することができます。

もう一つバルブから燃焼室へオイルが入り込まないようにオイルシールがあります。このバルブステムシールが長年使ってくると硬くなって摩耗します。すると燃焼室へオイルが入り込むのでオイル下がりの原因になります。

一つ200~400円程度のステムシールですが、交換するのにシリンダーヘッドを降ろして分解しないとできません。

工賃が部品代よりよっぽどかかってしまいます。

シリンダーブロックはピストンリングやシリンダーが摩耗する

シリンダーヘッドよりも大変なのがシリンダーブロック。

摩耗するところはピストンリングとシリンダーが一番大きいです。それもそのはずピストンは絶えず上下運動を繰り返しています。ピストンリングがシリンダーとピストンの隙間を塞ぐ形で圧縮を保ったり、オイルが燃焼室へ上がらないようにしています。

このピストリングを交換するにはエンジンからピストンを外さないとできません。そこまでして交換するよりは、リビルトエンジンに載せ替えてしまうというのが現代の修理方法として確立されてきました。

ピストンリングの摩耗もこまりますが、一番怖いのがピストンリングの固着です。これは一発でエンジンが駄目になる事があります。

手を入れたくても、エンジンを車から降ろしてさらに分解して・・・。工賃を考えると保証の付いたリビルトエンジンに載せ替えるという方法がいかに効率的かがわかります。

ヘッドカバーも各部が詰まったりする

オイル交換をしないと、エンジンの上蓋であるヘッドカバーにスラッジが堆積してきます。スラッジはフリクションを発生させて潤滑の妨げになり、エンジンの寿命を短くしてしまいます。

そのほかに、ヘッドカバーにブローバイガスの通り道がありますが、それらを塞いでしまう。

オイルラインやブローバイガスの通路がふさがると、いろんな弊害がでてきます。

エンジンの摩耗と言っても各部にわたってくるのがわかります。

簡単に部品交換ができないエンジンには添加剤を

意を決してエンジンを分解する機会があれば、その時にステムシールを交換したり、ピストンリングを交換すればいいかもしれません。

ですが、日常使いでそこまでの整備が必要になる時は、エンジンを載せ替えるかそれとも車を買い替えるかの選択に迫られている時期になっていることが殆どです。

エンジンの摩耗部分を回復させるにはどうするか?部品を交換するには高額な工賃が発生する。ここでお勧めしたいのはオイル添加剤です。

オイル添加剤の中には2種類あって、オイルの性能を向上させるものと、エンジン各部の機能を回復させてくれる手助けをしてくれるタイプがあります。

オイルの性能を向上させる添加剤は、具体的にいうと今のままのオイルでサーキットを走ったらどうなるか?もしかしたらオイルの性能が低くて焼き付きを起こすかもしれません。このオイルの性能を底上げしてくれるのが添加剤の目的。

そしてエンジンの性能を回復させてくれるのは、オイルシールの弾力を回復してくれたり、ブローバイのつまりを緩和してくれたり、ピストンリングの固着を防いでくれたりするものです。

僕は古くなった自分の家の車には、エンジンの機能を回復させてくれる添加剤を入れています。

例えばこちらKUREの多走行車。値段が安いし、オイル交換をしたらそのままエンジンへ入れればいいだけのお手軽さが気に入って使っています。

家の軽トラックは25年以上経過して走行距離が6万キロを超えてきました。タイミングベルトは交換しておきましたが、さすがに各部からオイルがにじんできた。

なので、多走行車を入れておきました。これによりオイルシールの弾力を回復させてくれ、オイル漏れを防止してくれます。ピストンリングの固着も防いでくれるし、ヘッドカバーの通路などもクリーンにしてくれます。

エンジンを分解しないで各部を回復させてくれるオイル添加剤。古くなってきたり走行距離がかさんできたら効果が期待できますのでお勧めです。

人間でいうところのサプリメントみたいなものと思ってくれればわかりやすいです。

とはいえ、夏場に山道を走りに行く、高速道路をかっ飛ばすなんていう場合は、オイルの性能向上もはかっておきたいところ。

これはエンジン内部の機能を回復させつつ、オイルの性能を向上してくれるモーターレブ多走行車が最高です。

くたびれたエンジンには、オーバーホールをする前に添加剤で機能回復をはかってみる。これが実際のところかなり効果的です。

費用対効果が相当高いのでお勧めできます。

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