少数台リコール!スペーシアに4台、CVTドライブプレートボルトの交換

少数台リコールなので、国土交通省HPには載っていませんが、スズキよりリコールが発表されました。

車種はスペーシアです。

MK53S-460958~MK53S-503470に2台。MK53S-990945~MK53S-990949に2台の合計4台です。

写真はスペーシアベースですが、令和5年4月4日~令和5年4月6日に作られたものです。

不具合内容は以下のとおりです。

CVT(無段変速機)において、ドライブプレートとトルクコンバータを締結するボルトの締付けが不適切なものがあります。そのため、そのまま使用を続けると当該ボルトが緩み、脱落して異音が発生し、最悪の場合、脱落したボルトがドライブプレートとトルクコンバータハウジングの間に噛み込み、エンストして再始動できなくなるおそれがあります。

スズキHPより引用

展開図だとこのボルトです。3本ですね。

車によっては6本くらいで締結してあるものもあります。

この前スペーシアのCVTを交換した時の画像があるので、そちらで見てみます。

ドライブプレートというのは、いわゆるセルモーターが噛み合うギヤがついた、エンジン側のプレートです。

このドライブプレートとトルクコンバーターはネジで止まっています。

こちらがミッション側のトルクコンバーター。ネジ穴が3本あります。

ここにエンジン側のドライブプレートと結合する。

こちらがドライブプレート。クランクシャフトにねじ止めされてます。

つまりこのドライブプレートの締結ボルトというのは、ちょうどミッションとエンジンの中間に位置します。

通常このボルトはきちんとしたトルク管理をされ、かつネジロックなどを塗布してゆるまないようにして締め付ける指示がされています。

このネジが緩んだらミッションケースの中にネジが落ちて噛み込んでしまうからですね。

今回どうもこの締め付けに問題があるようで交換することになったようです。トルク不足だったのかもしれませんね。

症状が発生してからだとケースの中やドライブプレートなどにも傷がつくので、即日で終わらなくなります。早めのリコール処置を受けてください。

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