冬はドアミラーの凍結に注意!無理やり動かすと故障!リモート格納ミラーもキャンセルを!

冬将軍到来の季節になりました。車も少しずつでも冬支度をしてくる時期です。去年気が付いたことなんですが、若干の注意喚起です。

まず、車を停車する時にちゃんとドアミラーをたたむ人。多分そこそこの人数いると思います。僕も昔は車を止めるときはその都度ドアミラーを閉じていました。でも最近はやってません。なぜか?

ドアミラーの構造は内部のモーターを使って開閉させています。モーターがすぐに壊れるということはないのですが、それよりも先にモーターのギヤが破損するケースが多発しています。

症状的にはドアミラーの開閉スイッチを操作すると

「ガリガリガリガリ」

という音がずーっとしているだけで、ミラーは全く動かないというもの。これはモーターのギヤが摩耗してかみ合ってないため。困ることに、このギヤだけを部品で設定しているメーカーはほとんどありません。

ホンダあたりが若干細かく部品設定をしてくれていますが、後のメーカーはドアミラーごと交換をしないといけないわけです。

何が言いたいのか?頻繁にドアミラーを開閉すると、ギヤが摩耗します。なので推奨しません。ではどういったときにドアミラーを閉じるのか?

これはスーパーの駐車場などで隣の車との隙間がない場合。こういう時はミラーをたたむのが正解。ですが自分の止めている駐車場にスペースがあって、隣の車との距離が十分にある場合はミラーをたたまなくてもいいと僕は思っています。

当然たたまないでいるといたずらされるというリスクは増しますけど。それだけドアミラーってギヤの部分が弱いんです。

冬のドアミラーの開閉を避けるべき理由

冬にドアミラーを開閉しないほうがいい理由をつづいて書いてみます。

これは外気温が氷点下になる地域の場合です。朝車が真っ白に凍っているときありますよね?そんな時ご丁寧にドアミラーをたたんでおくとどうなるか?

ガッチガチにミラーが凍り付いていると、ドアミラーが途中までしか動かないことがあります。途中でドアミラーが止まってしまって、その先は手で動かす。

こういう動作がまずい。ドアミラーのギヤをいためてしまう。

どうするべきなのか?ガチガチに凍り付く時期はドアミラーの開閉をしないこと。これにつきます。ちゃんと溶けてからミラーを動かすかしないとミラーに負担がかかって壊れやすくなってしまいます。

リモート格納ミラーに注意!キャンセルしよう!

最後にリモート格納ミラーについて。

リモート格納ミラーという機能が、今の車には備わってることがあります。これはどういうものなのか?

スマートキー搭載車などで、キーレスを使ってドアロックをしたときに連動してドアミラーが閉じるもの。

車に乗り込むときにキーレスでドアロックを解除すると、今度はドアミラーが開閉する。これをメーカーで呼び名は違いますが、リモート格納ドアミラーと呼びます。

このトラブルが多発しています。やはり前述したとおり、寒い冬にドアミラーが途中で動かなくなって止まってしまうというもの。ドアミラー自体を開閉しなければいいんでしょ?と思いますが、リモート格納ドアミラーはドアロックと連動して開閉するため、停止できません。

リモート格納ドアミラーの機能、キャンセルできるメーカーがあります。具体的にはスズキ。スズキのリモート格納ドアミラーは手動でキャンセルすることができます。

参考までにワゴンRのキャンセル方法をどうぞ。

DBA-MH23S ワゴンR リモート格納ドラミラーキャンセル方法

(事前にドアミラーは閉じておく事、ドアロックも解除していたほうがやりやすいです)

1、イグニションをONにする

2、ドアを開ける

3、ライトスイッチをON→OFFにする(AUTOの位置ではダメ)

4、ドアを閉める

5、ライトスイッチをON→OFF→ON→OFF→ON→OFF(ON→OFF3回繰り返す)する

6、キーのアンロックボタンを3回押す

同じスズキであってもやり方がそれぞれ違います。ですが、大抵の車種はキャンセルができますので、冬の間はリモート格納ドアミラーはキャンセルしたほうが無難です。

他のメーカーでは診断機を使わないとキャンセルできないものもあります。まずは車屋さんに問い合わせてみてください。

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