新型のロータリーが日の目を見たところで、ちょっと調べてみました。13Bのロータリーエンジンについて。
13Bといえば、RX-7とRX-8に搭載されています。
実はこの2車、エンジンの基本は13Bですが、違うところだらけです。使ってもいいオイルも違うし交換時期も違います。
出典 マツダHP
マツダのHPを見ると、エンジンオイルの交換時期目安について、このように書いてあります。
これを見れば、乗用車のロータリーエンジンは、12ヶ月または1万キロ。シビアコンディションではその半分6ヶ月、5000kmごとと記載されています。
これって、どのロータリーに当てはまるのか？
ちなみに初期型のFD型RX-7のコーションラベルにはこのように書いてあります。
こちらをみると、SGグレードの10W-30が最初に指定されており、6ヶ月または5000kmごとと記載されています。
では、RX-7の後期型ではどうか？
新型車解説書にはこのように書いてあります。
7500kmまたは6ヶ月、シビアコンディション3500kmまたは3ヶ月。
そしてオイルの互換性について
RX-8は
SN、SMグレードの0W-20、SNグレードの0W-20、5W-30、SMグレード5W-20、0W-30などが使用可能になっております。
FCとFD型のRX-7はSNグレードの5W-30とマツダスピードロータリー1の10W-40が使用可能と記載されています。
もう、マツダの言っていることはその都度バラバラで統一感がないのが困ります。
しょうがないのは、オイルって進化して、現在ではSPグレードになっていたりします。このあたりの使用オイルがどんどんと更新されることは致し方がないと思います。
では、ロータリーを乗る上で、オイルはどんなタイミングでどんなものを使うべきか？
半年または3000km、油温が上がったらすぐ交換
ではもし、僕が昔乗っていたRX-7を再び買ったとしたら、オイル交換はどうするか？
使用頻度にもよりますが、半年または3000kmごとに行います。
使うオイルは、ロータリーショップのものを使うと思います。メーカー純正のオイルはどんどんとグレードが最新になっていっています。
ロータリーにはカーボンデポジットは大敵なので、なるべくその辺りを考えられているロータリー専門ショップのものを使うのが安心です。
RE雨宮を筆頭に、GTレースに出ている実績もあります。ロータリーをマツダ以上にチューニングをしているので、僕は雨宮オイルを使います。
どうしてかというと、FD3Sって、もう存在そのものが孤高のスポーツカーです。オイルをケチってエンジンがダメになったら、それこそオーバーホールが必要になってしまいます。
長く使い、維持するためにもちゃんとしたオイルを早期交換でいくのがおすすめなんです。
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ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。