スバル サンバー TT2 4WDスイッチ修理

スバルのサンバーで型式がTT2ですが、4WDのスイッチが壊れているという相談。

確認すると、スイッチがONで保持しない。通常スイッチを押すと、押したままになりますが、すぐに上に跳ね返ってきてしまう。機械的なスイッチなので分解して修理できそうです。

ちょうど年末年始で部品が入手できなかったので、現物をなんとか修理して使えるようにする事にしました。

sambar-4wd-sw-syuuri2

サンバーの4WDのスイッチはシフトノブの上についています。まずはこれを外す。

その為には図の用に4mmのピンポンチをつかって横からピンを打ち抜きます。

4mmのポンチがぴったりです。

sambar-4wd-sw-syuuri3

横からピンが抜けます。これはなくさないように。

sambar-4wd-sw-syuuri4

これで、シフトノブが外せます。シフトノブにプラスネジで固定されているだけ。

早速スイッチを分解します。

このスバルの4WDのスイッチは、大体赤いカバーがぶっちぎれて、中に埃等が入ってしまうのが原因で保持できなくなります。この車両もそうでした。つまり、分解してきれいに掃除すれば復活する見込みがある。

スポンサードリンク

もしかしたら内部のプラスチックが壊れていたらリカバリーは無理。

sambar-4wd-sw-syuuri5

内部にはバネが2つ入っています。それ以外はただの接点ですのでそれほど神経質になる必要はありません。

sambar-4wd-sw-syuuri6

埃をエアーガンやパーツクリーナーできれいに落とします。

sambar-4wd-sw-syuuri7

内部をきれいにしたら、組み込んでみる。接点が引っかからないように慎重に合体させましょう。

sambar-4wd-sw-syuuri8

これがスイッチOFFです。

sambar-4wd-sw-syuuri9

スイッチONです。

きちんと保持するようになりました。でもまた埃が中に入ってくると駄目になってしまいます。サンバーには透明なシフトノブカバーの設定があるので、それをつけてあげるのがいいですね。

あとはスイッチを新品に交換するか。

いずれにしろ、他の軽トラックに比べて4WDのスイッチの交換がやりにくいので工賃もかかります。

なるべく埃に気を使うようにしてください。

と、言っても現場で使われているのでそれも無理な話ですね。

サンバーの4WDスイッチの修理でした。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする