スズキ車のアイドリング不調でISCが駄目になってる場合、ECUも壊れてる可能性がある

スズキのK6A搭載車で、走行距離がかさんでくるとアイドリングがうまく続かなくなることがあります。

この原因はISCの不良なんですが、ちょっとここに問題があるので注意喚起。

症状としては、アイドリングが非常に低くなってそのままストールしてしまうもの。

点火系などの故障ではなく、ISCバルブがうまく開閉しないからのエンストです。

走行距離がかさんでくると、スロットルなどにカーボンが溜まってきます。それがアイドリングの空気流入を調整しているISCを固着させてしまうなどの症状につながります。

ISCが固着したのなら、交換すれば直るでしょ?と思いますよね。でもISCって4万円オーバーして、ハウジングと一緒じゃないと部品が出ません。

ISCだけ交換してもなあ・・と思っちゃうところもあります。スロットルバルブやバキュームセンサなど他にもそろそろヤバくなりそうな部位もあります。

ちなみにスロットルボディアッセンブリだと8万円を超える部品代になります。

スロットルASSYのリビルト部品が存在する

ちなみに、この手の故障がかなり多いので、リビルト部品の設定があるんです。

これがスロットルボディASSYと各部センサが付いて、さらにISCもついてきます。それでいてISCバルブの新品よりも安い3万円台で手に入ります。

スズキの車でアイドリング不調が出てきたら、リビルトのスロットルASSYに交換するのが一番コスパが高い。

問題は、ISCが壊れているともしかしたらECUもダメになってるケースがあるんです。

ISCが不良になるとECUが壊れる?

ISCがショートして壊れると、逆起電力がECUのトランジスタにかかってきて壊れる事があります。

なので、基本的にはISCを変なキャブクリーナーなどで清掃するのはNGです。

内部がショートするとECUまでパンクすることがあるんです。

アイドリングが不調だからって、スロットルとISCがとりついた状態でキャブクリーナーを流すのは良くありません。

ISCのステッパモーターがショートをすると、その時点で逆起電力が発生してECUが壊れる事があるんです。

お気を付けください。

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