スズキから再度注意喚起!ロアアームボールジョイント抜けでハンドル操作が効かなくなる

昔スズキでサービスキャンペーンをやっていました。ロアアームのボールジョイント。フロントタイヤを下から支えるアームで、ジョイント部分には人間の関節のような構造になっています。

ここのボールジョイントが錆などで引っこ抜けてしまう。段差などでボールジョイントが抜けたら、ハンドル操作が効かなくなって大変に危険です。

スズキはKeiにも注意喚起として技術情報で注意喚起をしています。

ロアアームボールジョイントとは?

ロアアームのボールジョイントとはどのような部品でどんな構造をしているか?

ロアアームはフロントのタイヤを下から支えている部品です。ナックルと呼ばれている部分とボールジョイントで連結されています。

タイヤが取り付けられるハブとベアリングが圧入されているナックルとジョイントで接続されています。

タイヤを下から支えるアームと思ってもらえれば、重要な部品であるということがわかります。

ナックルの上部はショックアブソーバー(ストラット)と連結しています。

ロアアームボールジョイントは何故抜ける!?

ボールジョイントが何故抜けてしまうのか?これはダストブーツが破けて内部に水が侵入して錆びてくるからです。錆が発生すると、少しずつ削れて小さくなってしまいます。そして走行中の振動で抜けることがある。

実際に当時のスズキ車でタイヤの向きが変になって、走行不能になっていた車を多数見かけました。それらはロアアームボールジョイントが抜けていたからです。

ボールジョイントブーツはロアアームだけではなく、アッパーアームやタイロッドエンドなどにも使われています。ゴム部品ですので、硬くなったりして亀裂が入り、経年劣化で切れてしまいます。

内部のグリスが外へ飛び出していると、ブーツが切れている証拠です。この状態だと車検も通りません。ブーツを交換。ジョイントにガタツキがあればジョイントを変えないといけません。

ただし、スズキ車の場合はボールジョイントはロアアームアッセンブリーとなるため、ロアアームを交換しないといけません。

ボールジョイント部だけで交換ができる車種もあります。

ここまで中が錆びてしまっていると、ガタつきが出るのも時間の問題です。交換したほうが無難です。

ロアアームのボールジョイントのガタツキ点検は、ロアアームを下から引っ張ることでわかります。

ガタツキが発生していると、アームを下に引っ張るとコツンコツンといった音がしてガタガタするのがわかります。こうなったらすぐに交換しないと大変に危険です。

当時のKeiも同じです。他のメーカーもボールジョイントを使っていましたが、スズキのロアアームボールジョイントは一番抜けやすかったと思います。

ロアアームも危ないけどスタビライザーも点検を!

ロアアームのボールジョイントに限って言うと、整備業界ではみんな周知していることなので、念を入れてガタツキの点検やブーツの点検をしています。

ボールジョイントと同じくらい気を付けたいのが、スタビライザーです。こちらは目視の点検ができません。過去に一回あったのですが、ブッシュの中で錆びついていつのまにか折れてしまったまれなケースです。

これもロアアームが弱いスズキ車です。スタビライザーが折れると、タイヤが後方へ移動するのでカーブを曲がった時、タイヤがタイヤハウスと干渉したりして相当な異音がでます。

もちろんそのまま走行していたら大変危険です。

このスタビライザー折れは稀なケースですが合わせて注意喚起をしておきます。できれば一度スタビライザーブッシュを外して、内部の錆具合を点検したほうがいいと思います。

実際に折れてしまいましたから。

スズキのロアアームボールジョイントとスタビライザーの注意喚起でした。

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