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トラックと彼女

トラックって、どんなイメージを持っていますか?
僕が持っているトラックのイメージというと、バリバリのにーちゃん達が、イケイケな格好で現場まで転がしていくワイルドな車。
そして、頑張って働いている車。そういうイメージが強くあります。
実際、車を預かりに行くときはそういうオーナーが多く、結構熱い人間が多い。
僕はトラックに敬意を込めて、整備に当たっています(笑)

世の中トラックというと、軽トラックから始まり2トン、4トンとたくさんありますが、
全てを含めたトラックというお話で、本題に。
トラックと彼女ですよ。世の奥様達だけではないんですが、女性に観点を絞ってみると面白い。

ケース1
昔僕が奥さんと結婚する前に、友達の結婚式があるので送っていって欲しいと頼まれたのです。
そのとき、僕は自分の車を壊したばかりだったので、家の軽トラックを借りていた。なの軽トラックで迎えにいったんですよ。家まで。そしたら、奥さんに激怒されてしまった。
「なんでトラックなんかでくるの!?」

今では平気で軽トラックの横に乗る奥さんも、まだまだこのときは青春真っ只中。
そのときは奥さんの家から奥さんのロードスターに乗り換えて送っていきました。

ケース2
先輩が、娘を駅まで迎えに行ったときのことを話してくれました。
先輩は32のグロリアに乗っていたけれど、そのときは家の農作業用の軽トラックで来ていた。
自転車を載せるにも都合が良いので当然軽トラックをチョイスしたそうな。
駅について娘からの一言

「なんで軽トラックなんかでくるの!!??早く行って!誰かに見つかるじゃん!?」

ケース3
義理の兄も整備士をやっているんですが、これまた聞いた話。
奥さんを友達の結婚式の帰りに、式場まで迎えに行ったときのこと。

「フロントベンチシートのいかす車で迎えに行ってやるぜ」

奥さんは一体どんな車で来るのか想像がつかなかったそうです。最新鋭のミニバンでも会社から借りてくるのかと、わくわくして待っていたら、現れたのは

トヨタ ダイナ

トヨタのイケテルトラックです。会社の車で迎えに行ったそうですが、奥さんはそれをみて頭が真っ白に・・・友人からの冷ややかな視線を浴びながらダイナに乗り込んだそうです。

と、3つのケースを紹介しましたが、言うまでもなく男と女が抱いているトラックのイメージというのは明らかにかけ離れているものがあるんだなぁと、よーくわかりますね。
しかーし、トラックは働く現場の車。トラックなしでは世の中回っていかないんだぜと、声高々に説得したい