カプチーノ サーモスタット交換 EA11R

カプチーノのサーモスタット交換です

サーモスタットはエンジンを簡単に暖まらしたり、冷やしたりするのに必要なアイテム!
エンジンが温まっていないのに、ラジエターにクーラントを流すとLLCはまた冷えてしまうから、エンジンが一向に温まりません。

それを適正な温度に開閉してラジエターまでの通路を調整するのがサーモスタットの役割です。

というわけでサーモスタット交換です。

車両はカプチーノ。

まずはLLCを抜きます。


どぼどぼどぼ。サーモスタット交換くらいなら全量抜く必要はありません。


カプチーノのサーモスタットはここ。
ラジエターアッパーホースのエンジン側の付け根にあります。

このハウジングの中ね。

だからラジエターのアッパーホースもエンジン側だけ外します。


そして12mmのネジ2本を外します。


サーモハウジングを軽くプラハンで叩いたり、マイナスドラーバーでこじったりすると
外れてきます。


古いサーモスタットは外します。


サーモスタット


そして古いガスケットを完全にはがします。


サーモハウジングとエンジンのブロックの面ね。


スクレーパーで根気よく綺麗に。
綺麗にはがさないとクーラントが漏れ出します。


サーモスタットの良否は簡単に判定できます。
ヤカンにお湯を沸かして、温度計をセットします。
で、サーモスタットに刻印されている温度になったらサーモスタットが開かないと
不良。交換します。

今回ローテンプのサーモスタットに交換しました。開弁温度は68℃だったかな?

ガンガンとエンジンを回しまくる人にはローテンプサーモをオススメします。低い温度で開くタイプです。ヒーターのききはイマイチですけど。

赤丸をしてあるところはジグルピン。
一応向きがあるんですよ。


サーモスタットをセットします。


新しいガスケットをセット。

あとは

組み付けて、ホースをつけて、LLCを入れてエア抜きをして終了。

簡単です。ラジエターホースとの同時交換をお勧めですね。

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