エンジンチェックランプ P0012 VVT遅角異常が出たワゴンRの原因は・・

お客さんから

「エンジンの警告灯が点灯してしまったので見て欲しい」

という依頼を受けて、入庫してきた。

車はワゴンRです。チェックランプということは、O2センサかな・・・?スズキはAFセンサか?

とりあえずダイアグコードを繋いでみる。

P0012。VVT遅角異常・・・。現在故障コードではなくて、過去コードでした。もう一つのテスタは同僚が出張で持っていってるので、フリーズフレームデータをこのテスタでは読み取れなかった。

まずVVT系統の故障コードが出てくるということは、経験的に言うとよくないです。なぜかというと、そのほとんどがオイル管理がずさんなケースが多い。

VVTというのは、インテークだったりエキゾーストのカムシャフトに取り付いているユニットで、ソレノイドバルブの油圧を受けてカムシャフトの位相を変えているものです。

いわゆる可変バルブタイミングという機構。

入庫してきたワゴンRもよく聞いてみるとエンジンの音がなんだか変でした。

走行距離は16万キロ近い。

エンジンからの異音などもあり、ほぼ原因はわかった。

オイルレベルゲージを抜いてみると、まったくついてこないオイル。

試しにエンジンオイルがどのくらい入るか新油を注いでみる。1リットル、2リットル・・・2リットル入れた時点でようやくゲージのLO付近まできた。

2,5リットル入れてみたらぴったり。ゲージがフルまできた。

つまり、エンジンオイルが全く入っていなかったのが原因です。なんでオイルが入ってないのか?リフトアップしてエンジンを見てみると、外部へ漏れ出したような形跡はなかった。

では前回オイル交換をしたのはいつなのか?

なんと2万キロ前・・・。うちの会社でしかオイルを交換した記憶がないというので、1年前に車検を受けてから2万キロ。

毎日高速に乗って通ってるというので、考えただけで恐ろしい。オイルが入ってなければ油圧で可変するVVTなんか全く意味をなさないでしょう。

とりあえず、NAだったのでさっき入れたオイルをがーっと回してフラッシングさせて、オイルとフィルターを交換。

エンジンからの異音はおさまったので、ここで一度ダイアグコードを消去。

何トリップかテストしたけれど、再びP0012のコードが入ることはなかったので納車しました。

マフラーからもくもくと白煙が出ているわけでもなかったけど、2万キロもオイル交換をしないとそりゃオイルも減るよな・・。

エンジン内部もかなりよくない状態にあるということと、こまめにオイル交換を気にして欲しいという旨を伝えて完了。

オイル交換をものすごくまめにする人も入れば、こういうケースもある。それでも壊れなかったR06A!よく耐えた!

オイル交換をしないということもまずいけど一番やばいのはオイルが入ってないってことです。下手したらコンロッドなどが折れて車両火災になりますからね。

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コメント

  1. サンバーTT2 より:

    オイル交換の必要性、理解していない人が多いのですかねぇ?
    定期的に、オイルは交換してあげて欲しいものです。
    今回のケースでは、NAエンジンだったのがせめてもの救いですかね!?
    ターボだったら、タービンブローしてたでしょうしねぇ(涙)
    せめて、月一位でボンネットを開けてエンジンルームを点検したり、タイヤの空気圧を見たりしてあげて欲しいと切に願います!
    そうする事で、出先での無用のトラブルからも回避する事が出来ると思うのですよね!