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スクーターの修理と意外な展開

time 2016/04/29

今わが社の工場で、スクーターの修理を依頼された。
スクーターはエンジンがかからないということで、バッテリーをつないでら問題なくエンジンがかかった。お金をかけないようにお願いしますということで、各部を点検して
バッテリーを交換して納車となった。ちなみに2サイクルだ。
納車のときは、とても調子がよかったそうだ。ボクは担当していなかったけれど、
このあと間もなくオーナーから

「再びエンジンがかからなくなった」

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という電話が入ったのである。えええええ?ということで、とりにいったら確かにエンジンがかからない。
工場に入って点検をしてみる。プラグに火花は飛んでいる。キャブに直接燃料を与えると
一瞬だけだけど初爆が起きる。燃料系統を分解していくと、燃料がまったく送られていない状態だ。
このスクーターは燃料はタンクからキャブへとつながっている特に機械式の燃料ポンプなどがついているというわけではなく、キャブの負圧で燃料を吸いだすといった方式だ。
キャブの負圧ホースを点検すると、負圧があまりでていない。

と、いうことは・・・である。もしかしてと、プラグを外して圧縮を測定してみると全くなし。
というかセルの回り方がかなり軽い音しているよなぁ、なんて思っていた。
シリンダーを外してみると、なんとである。

ピストンが欠けていた。おいおいおいおい。ということで、深みにはまっていくスクーターの修理となった。
オイルは2サイクルのものがきちんと入っている。焼きつきというような症状ではなく、
ピストンリングか何かがかじって、その勢いでピストンが欠けちゃったような感じだ。
ピストンとヘッドガスケットなどを見積もりしてみると総額で5000円ほどの部品代がかかる。
とりあえず修理するにしても、ピストンが欠けてしまった本当の理由を探してからじゃないと組み込めない。スクーターの修理の意外の展開でした

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