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フライホイールの亀裂

time 2014/12/28

フライホイールの亀裂

本日もなかなか素敵な画像をGETできました!

何かというと、クラッチなんですが

お客さんが、クラッチ滑ってしまって動かなくなっちゃったから
助けて~。

という電話があったので、積載車に乗ってレッツゴーしました★

わが社の積載車は、他の整備工場のとは違い、
ウインチや荷台などの操作はすべて手動。
リモコンなんぞついていません。とどめに、一人で引き取りに行く!がわが工場のモットーなので
一人でいくのです。

すっごい緊張するよ。狭い道に入って、死にそうになったりね。

クラッチが滑っているとやっかいなんだよな~。

ま、前置きはおいておいて何とか車を載せて
工場に行ってミッションをおろしました。

セルモーターを回すと

「からからからから」

という音がするだけで、エンジンがかかりません。

クラッチが滑っていても、エンジンはかかるはずなのでおかしい。

明らかにリングギアかセルモーターがおかしくなっています。

そしてミッションをおろして、クラッチを外して

驚愕

waretaflywheel1
クラッチディスクが

waretaflywheel2
こんな風に

waretaflywheel3
ぼろぼろだぁぁぁぁぁぁぁ!

クラッチディスクを外してみると、カランからーんなどと言う音とともに

こんなものが落ちてきました

waretaflywheel4
リングギア

通常マニュアル車はリングギアはフライホイールに焼きばめされています。
よくゼロヨンのやりすぎで、リングギアがはずれてしまうことがある

などという話をききますが、これもフライホイールから外れていました。

これじゃセルをまわしてもクランキングしないから、エンジンがかかりっこないな。
と、思ってフライホイールに目をやると

とどめの一撃

waretaflywheel5
一見へんてつもないフライホイールですが

waretaflywheel6
割れています

すっげー。こんなのはじめてみた。と喜びつつ、
フライホイールとリングギア、パイロットベアリングに

クラッチディスク
カバー
レリーズベアリングを

交換して無事納車

車を納めて、お客さんに改めてうかがうと、

納得。

このお客さんは、クラッチミートをすべてレッドゾーン付近でやっているんですよ。

もう発進の時なんかすごいすごい。

オーバーレブしまくりだろっ!!

というくらいまでエンジンを回して、クラッチを

がっ!!

とつなぐ

これりゃだめだ。

というわけで、お客さんにクラッチ操作を改めて伝授してさってきました。

ノーマルクラッチなんかあっという間にサヨナラになってしまいますからね。

年をとると感覚が鈍るといいますが、うちの工場には
本当に極端なお客さんがおおいなぁと

実感した一日でした

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現役2級整備士・検査員で、現場でひたすらもがいて仕事しています。

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