アイドリングストップはセルモーターに負担がかかる?何km使えば交換に?

いや、とてもいいデータが取れたので、お知らせしたいと思います。

それはアイドリングストップについて。今回はダイハツのアイドリングストップ車です。

ダイハツ車に乗ってる人で、エアこアイドルランプが点滅などして修理をした人はたくさんいると思います。

アイドリングストップをさせる条件っていうのは、多岐にわたっています。しかしながら、アイドリングストップが効かなくなる原因は、ほぼバッテリーの劣化に絞られてきました。

実際にエコアイドル警告灯が点灯した車を修理すると、その大半が

「始動時電源電圧低下」

というものです。つまり、バッテリーの劣化なんです。

アイドリングストップって、専用のバッテリーを使わないと駄目なんです。普通のバッテリーより電気の出し入れがたくさんなので、それに適した構造になっています。

アイドリングストップをすると、確かに燃費は良くなります。しかしある程度使い込んでくると通常よりも高いバッテリーを交換しないといけない。

トータルコストで考えると、アイドリングストップが付いていたって修理代はかかるということですね。

セルモーターの寿命は274000回を超えたとき

僕がアイドリングストップが出た当初から、懸念していたのはもう一つ。

セルモーターの寿命です。もう頻繁にエンジンをかけたり止めたりなので、セルモーターがいくら専用に作られてあっても途中で交換が必要なんじゃないかって。

整備マニュアルを見ると、セルモーターは274000回駆動したとコンピューターが判定した時点で、P0512のスターター入力異常というコードが入力されると書いてあります。

ただ、274000回って相当な回数ですよね。

一体どの位走りこめばこの回数に到達されるのか?

ちなみに、今まで一度もアイドリングストップでセルモーターの寿命で交換になったものはありません。

この前、このセルモーターの回数について興味深いデータが取れました。

32万キロ超えている車で、セルモーターが実際にどの程度駆動したのかデータを読み取ってみました。

すると、155731回駆動したとECUは判定していました。

30万キロで15万回程度という事は、走行距離のおよそ半分だということですね。

このペースで行くと、274000回に達するまで50万キロを超えないと到達できない。

という事は、アイドリングストップにおいて、セルモーターを駆動回数オーバーで交換するということはほぼあり得ないという事になります。

長距離を乗ってる人ほどアイドリングストップしているので、ある種信ぴょう性の高いデータだと思います。

なので、セルモーターはほぼ心配いらずで使い続ければ大丈夫だと。

これはダイハツに限りです。多分他のメーカーも似たようなデータになるとは思いますけど。

猫のYouTubeもやってます。よかったら一息猫を見てほっとしてください。

Catsstoptime

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