ディオン エンジン不調の原因と修理 CR5W

三菱のディオンです。型式はCR5Wというモデルです。

エンジンチェックランプが点灯して、エンジンが不調ということで入庫してきました。

ダイアグを見るまでもなく、症状は失火している・・・。

テスターを繋いでみると以上3つのコードが入っていました。とりあえず乗れるようにしてほしい。急いでいるという。無茶を言わんでください・・。

失火をしているという4番シリンダーのコイルを外してみます。

見事なまでのリーク痕です。ディオンのダイレクトイグニッションコイルはコイル部分とその下のコイルチューブが別れて部品設定があります。

が、ちょうどいいことに中古のコイルチューブがあった。

失火です。GDIは全般的にイグニッションコイルのチューブがダメになるな・・。

ちょうどあった中古のコイルチューブ。

イグニッションコイルからチューブを外した状態。

接点も錆びています。イグニッションコイル側も錆びがあったので、磨いておきました。

装着完了。

エンジンに取り付けすると、無事に失火は治りました。

ダイアグコードを一旦消去したけれど、EGRとカムポジションセンサのコードは過去故障のコードだったみたいで、経過観察ということになりました。

お客さんは急いでいるというので、ささっと帰って行きました。

ちょうど中古があったから助かった・・・。

ディオンのエンジン不調修理でした。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする