e-Powerのオイルを抜いたら白っぽい?オイルの乳化がしやすいエンジンは

ちょっと前にツィッター界隈で、e-Power搭載車のオイル交換をしたら白っぽいオイルが出てきたという投稿がありました。

投稿を見てみるとなるほどなと、思った次第。

僕は今までe-Powerのエンジンオイル交換を一度もしたことがありません。

うちのお客さんでは4台しかe-Power車は存在しておらず、担当整備になったことがないので経験できてないのです。

e-Powerのエンジンって発電専用です。他のハイブリッドと比較されやすいですが、他社のハイブリッドの場合エンジン直結モードがあります。

トヨタハイブリッドシステムはエンジンでも駆動でき、モーター走行も可能です。

e-Powerの弱点と言われるのは高速道路での走行。この場合、エンジンがかかりっぱなしになってしまうため、燃費が厳しいシステムでもあります。

オイルが乳化するのはチョイ乗りが影響する

話を戻してエンジンオイルの乳化について。

これは単純にオイルに水分が混ざってくるとこうなります。

どうしてそんなことが起きるのか?オイルの乳化って、冬に起きやすいです。冬はどうしてもエンジンが温まりにくい。

そんな中チョイ乗りを繰り返すと、エンジンが完全暖機する前に停止されるため、水分が溜まったままになります。

これがエンジンオイルの乳化を引き起こす。

あとは、ブローバイの取り回しがイマイチ悪いエンジンも乳化しやすい傾向にあります。

ほぼ同じ使い方をしていてもAという車とBという車を比較した場合、同じように乳化が起きるかというとそうではないからです。

e-Powerのオイルが白かったという投稿ですが、これもチョイ乗りが多かったんじゃないかなと想像します。

これって、他のハイブリッドにも当てはまります。エンジンを普通のアイドリングストップ車以上に頻繁に停止したり始動をしたりを繰り返しています。

オイルの乳化はハイブリッドなど電動化車両の方が厳しいかもしれませんね。普通のガソリンエンジン車以上にオイルには気を遣ってあげたほうがいいでしょう。

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