エンジンのフラッシングオイルはよく聞くけど、ミッションやデフのフラッシングはどうなのか?

エンジンオイル交換の時にフラッシングをどうするか?という話を持ち掛けられた人も居ると思います。

フラッシングというのは、新しいオイルを入れる前に専用の溶剤だったり、フラッシング用のオイルを使って、エンジン内部の汚れを落とすこと。

新しくオイルを入れる時にエンジン内部が奇麗なので、カーショップやディーラーなどでもお勧めされるメニューです。

エンジンのフラッシングは、やり方によってはさほど時間もかからず作業することが可能です。

では同じくオイルを使って潤滑しているミッションはデフにはフラッシングというものはないのか?

ミッションのフラッシングは頻繁に行われている

実は、ミッションにおいてはフラッシングを頻繁に行っていたりします。

有名なところではホンダ車のミッションで、発進時にジャダーが発生するもの。CVTですが、車を発進しようとすると

「ダッダッダッダ」

と、スムーズに車が進まなくジャダーが起きることがあります。

これを改善させるために、ミッションオイルをフラッシングしながら交換する。

ミッションのジャダーは内部に鉄粉などがかみこんで発生することが殆どです。その為、ミッションオイルを一度入れ替えてしばらく走り、再度交換する。

こうすることで内部の鉄粉など可能な限り除去。するとジャダーがおさまるというもの。

ミッションでジャダーが発生するものに関しては、すでにフラッシングを行っています。

マニュアルミッションやデフオイルにフラッシングは有効か?

それではATやCVT以外、マニュアルミッションやデフオイルに関してはフラッシングってどうなのか?

これは一般的に行われることはあまりありません。

理由は2つ。ミッションやデフに使われているギヤオイルは一般的な交換距離が5万キロと、ある程度長寿命です。

そして、粘度が非常に硬いため簡単にフラッシングを行いづらい。

ただし、LSDが入っているデフなどは、オイルの質でジャダーが発生します。

この為、フラッシングをすることがたまにありますが、マニュアルミッションでフラッシングはあまりやらないと思います。

やらないよりはやったほうがいいでしょうけど、フラッシングに時間がかかりますね。それよりは次回の交換時期を早めに設定するのがいいかもしれません。

フラッシングは柔らかいオイルほど短時間で済む

これはエンジンオイルにも共通して言えることですが、粘度が柔らかいオイルほどフラッシングは時間がかかりません。

事実即効性のフラッシング剤はほぼ灯油みたいなものです。粘度なんかほとんどありません。

逆に遅効性フラッシング剤はネバネバです。

ATFやCVTフルードはギヤオイルやエンジンオイルに比べると、粘度が低いです。これらはフラッシングしやすいオイルです。

ギヤオイルは最強にネバネバしてるので、内部をフラッシングしようとするとかなり時間がかかります。

粘度の高いギヤオイルに関しては、フラッシングをするよりは交換時期を短くする。ATFやCVTなどはジャダーが発生したらフラッシング。

もちろん交換時期をきちんと守っておくことは何よりも大事です。

シェアする

フォローする