RAV4買うならPHV!RAV4のPHVは長く使うことでエネルギーコストが逆転する超お勧めな車!

RAV4のPHVがデビューとなりました。今までRAV4にはガソリンエンジンとハイブリッドの2つがラインナップされましたが、ここにきてPHVが出てきました。

PHVっていうと、三菱のアウトランダーPHEVやプリウスPHVを思い浮かべる人がいるかもしれません。HVとPHVの最大の違いは搭載するハイブリッドバッテリーの容量です。

HVであっても、エンジンをかけずにモーターだけで走り出せますが、数キロ範囲です。PHVはバッテリーの容量をHVよりも多く搭載して、EVとして巡行できる距離を長くとっています。

さらには外部電源から充電することで、電気自動車として使うことも可能。いざとなったらガソリンを入れることで、EVのように電欠することなく通常のガソリンエンジン車として使うこともできます。

新世代のHV、PHVに変わってきた

ここのところHVとPHVが大きく変わってきたと思います。

HVといえばトヨタが先駆けですが、従来モデルのほとんどはFFの2WDだけしか設定がありませんでした。しかし去年くらいから4WDのHVモデルを続々とラインナップしてきています。

そしてこのRAV4のPHVで最大に変わったと思ったのが、スポーツ方向へシフトしてきているということです。

具体的に見てみます。

RAV4のPHVのエンジンはA25A-FXSが搭載されています。最高出力は177馬力です。

しかし、4WDのフロントモーターとリヤモーターの出力を合算させて、システム最高出力はなんと306馬力です。

この数字、280馬力規制がかかっていたR34GT-Rよりも数字だけで見るとすごいということです。

今回RAV4にラインナップされたPHVは単純にEV走行モードが長くとれる車というわけではなくて、いざという時はエンジンの出力を大幅にアシストする方向へ制御してきています。

つまり普通のRAV4よりもハイパワーでスポーティなんです。それでいて、EVモードが長く取れるということで環境にやさしい。

スポーツカーって排気ガス規制でかなりのモデルが淘汰されてきました。RAV4ってエコとスポーツの相反するものをうまく融合させてきたモデルになるわけですね。

これ、本来ならホンダのCR-Zがこうであってほしかったと思ってます。

航続距離は驚異の1300km!

考えられない航続距離です。なんと最大の航続距離として1300km!。今僕が乗ってる車はどう頑張っても300km位しか走りません。

ガソリン満タンで55リットルです。ハイブリッドバッテリーを満充電してガソリンを55リットル入れると1300km走れてしまう。

こういう車が出てくると、もしかして大型トラックもこうなっちゃうんじゃないのかなって思ってしまいます。ディーゼルでPHVにして、モーターでアシストすることでトラックもいけるんじゃないかな。

PAやSAで不要なアイドリングをする必要もなくなります。ハイブリッドバッテリーの容量が残っていれば、そこからエアコンを効かせることもできますからね。

災害時にも強いPHV

昨年台風19号が僕の地域にも甚大な被害を発生させました。

車はことごとく水没してしまい、家は停電。普通の生活を取り戻すのにどれだけの労力が必要だったか・・。

頭のいい人は、メインで使ってる高級車だけ高台に避難させていました。水が引いた後も停電は続きました。こんな時PHVが家にあれば外部電源をを取り出せるんです。

最大1500Wまでの電気製品が使えるコンセントを備えています。

ガソリン満タンで3日間給電し続けることができる。真夏に停電したら冷蔵庫にある食べ物が腐ってしまいます。真冬に停電したら、凍えてしまいます。

そんな事態を回避してくれるのがPHVなのです。

RAV4のPHVはリーフと同じでスマホアプリなどから、あらかじめエアコンを設定することが可能となっています。走り出す前に夏ならエアコンを入れておく。冬なら暖房を入れておくという事がスマホ上でできる。

ものすごく便利だと思います。

これから先のトヨタPHVに期待大!

僕が思い描いてきた理想のPHVが今ここにという感じです。あとは他の車種でも搭載されていってほしい。

これだけのEV走行が可能ならあえて電気自動車でなくてもいいかなとも思います。通勤だけならほぼEVモードで事足ります。

ちなみにRAV4のPHVは10万キロ以上使うことを前提で考えると、EVモードを多用することでエネルギーコストが逆転します。

RAV4のガソリン車は1万キロ走行で14万位かかります。ですがEVモードのPHVなら電気代は25000円位。つまり、1万キロ走るごとに10万円も差がでてきます。

10万キロ走ったころには、車両代の差額は0になってるということ。もちろん途中で手放す時もリセールバリューはPHVのほうが高いので、実質5万キロ弱で手放しても同じかもしれません。

おそらくトヨタのPHVは今後この方向へシフトしていくと思います。僕が希望するのは、ある程度人数が乗れるミニバンにもこのPHVが導入されてくれないかなと思っています。

RAV4のPHV、僕も純粋に欲しいです。

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