最近の車のタイヤ

本当に辞めてもらいたいのが最近の車のタイヤ。
もうとにかく強力なものばかりになってきた。ぼくが整備士になりたての頃はまだまだ60クラスだったのに、今では軽自動車でも55やら50。
しかも15インチなんて当たり前な世界になってきた。
偏平率が低くなればなるほどタイヤの組み換えは大変だ。昔工場にあったチェンジャーではさすがに手も足もでなくなったので、2,3年前にうちの工場もチェンジャーが新品になった。
20インチ対応のものなんですが、それでも国産車ですら20インチに近いサイズが
どんどんとリリースされてきている。おいおいおいおいこのタイヤは一体どこまで
一気に進化するのだろう?

タイヤ代金がこなれてきたとはいえ、自分のタイヤがそんなサイズを採用しているということを
知らないお客さんがたくさんいる。そういう人にはスタッドレスタイヤは履けるのであれば
インチダウンをお勧めしています。純正サイズでスタッドレスを用意すると半端な
金額ではない。加えて、スタッドレスは鮮度と山が命。ある程度劣化してきたら山が
残っていても交換しないと危険なため、頻繁に交換するほうがいい。
なのでインチダウンをお勧めしています。

タイヤというのは車のパーツの消耗品の中で一番ランニングコストとして出るもの。
それがすさまじいサイズになっていくのはカッコはいいけれど、ほどほどにしてくれと思ってしまう今日この頃でした。

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