レビュー

整備士25年の経験を一冊に。初の電子書籍を出版しました

このたび、チームMHOとして初めての電子書籍を出版しました。

タイトルは、

『整備士25年で見てきた 車を壊す人・長持ちさせる人』

です。

副題は「元自動車検査員が実話で教える、修理代を増やさない車との付き合い方」。

Amazon Kindleで販売し、価格は780円。Kindle Unlimitedに加入している方は、追加料金なしで読むことができます。

整備士として経験した実話をまとめました

僕は約25年間、自動車整備の現場で働いてきました。

自動車整備士から始まり、自動車検査員、サービスフロント、完成検査の補助、管理職まで、いろいろな立場から車とお客さんに向き合ってきました。

そのなかで何度も感じたのが、車を壊してしまう人と、同じ車を長持ちさせる人には、明確な違いがあるということです。

それは、車に詳しいかどうかではありません。

小さな異音や警告灯を放置しないこと。必要な整備を先延ばしにしないこと。そして、少しでもおかしいと思ったときに早めに相談すること。

この小さな違いが、数千円で済む修理と、数十万円かかる修理の分かれ道になることがあります。

実際にあった故障事例を写真付きで紹介

本書に登場するのは、すべて僕が実際の整備現場で経験した事例です。

オイル交換を約2万キロ行わず、内部に大量のスラッジがたまったエンジン。

ブレーキパッドの交換を見送り、その後パッドが脱落してブレーキフルードまで漏れてしまったジムニー。

水温警告が出たまま一週間走り続け、大がかりな修理が必要になったミニキャブ。

異音に早く気づいて相談したことで、保証延長を利用し、自己負担0円でCVTを交換できたN-WGN。

「車検を受けたばかりなのに壊れた」という、整備工場でよく起きる誤解についても、現場側の視点から書きました。

文章だけでは伝わりにくい部分は、実際の整備写真を35枚掲載しています。

車に詳しくない人に読んでもらいたい本です

この本は、整備士を目指す人のための専門書ではありません。

難しい構造や修理方法を覚えることが目的でもありません。

車に詳しくない人が、

「この警告灯は放置してもいいのか」

「この異音は相談した方がいいのか」

「整備士から部品交換を勧められたけれど、本当に必要なのか」

「車検に通ったのに、なぜ故障するのか」

と迷ったとき、判断するための考え方をまとめた本です。

整備士が部品の同時交換を勧める理由や、車検と故障保証の違い、修理代を増やさないために普段からできることも紹介しています。

「まだ動くから大丈夫」が一番危ない

整備の現場では、「昨日まで普通に走っていた」という言葉を何度も聞いてきました。

しかし、走っていることと、壊れていないことは同じではありません。

車は、限界を迎える直前まで普通に動いていることがあります。そして完全に壊れてから修理すると、費用も時間も大きくなります。

車を長持ちさせるために必要なのは、特別な知識ではありません。

音、におい、振動、警告灯など、いつもと違う変化を放置しないことです。

早く相談した結果、何でもなければそれでいい。大きな故障になる前に発見できれば、修理代を抑えられる可能性があります。

25年間の経験を、初めて一冊の本にしました

2000年に「チームMHOの部屋」というホームページを始めてから、ブログや漫画、YouTube、SNSなどで車の情報を発信してきました。

これまでインターネット上には数多くの記事を書いてきましたが、一つのテーマを最初から最後まで掘り下げ、一冊の本としてまとめたのは今回が初めてです。

初めての電子書籍なので、まだ至らない部分もあると思います。

それでも、整備士として25年間見てきたものを、実際の写真とともに一冊へ残せたことには大きな意味があると感じています。

車を所有している方はもちろん、家族が車に乗っている方にも読んでもらえたらうれしいです。

『整備士25年で見てきた 車を壊す人・長持ちさせる人』

Amazon Kindle版は780円です。Kindle Unlimited会員の方は、追加料金なしでお読みいただけます。

ぜひご覧ください。