ミスファイヤリングシステムとは?

お客さんの車を車検で引き取りに行きました。いざ、車に乗り込んでエンジンをかける。そしてアクセルをふかすと、ものすごくふけないんですよ。

しまいにはミスファイヤを起こしてパンパンパンパンとすごい状態になったんです。

ミスファイヤ

この言葉を聞いた事がある人は、イニシャルDを見たことがあると思います。

須藤京一の乗っていたランエボⅢに搭載されたシステムですね。
ターボの弱点、ターボラグをなくすというもの。

これは一体何なのか?まずはミスファイヤから勉強しましょう。

話を戻して、お客さんの車が吹けなくて、ミスファイヤを起こしている状態でした。
アクセルを全開にしてようやく回ってくるような感じ?

ものすごく重ったるいエンジンというイメージです。このミスファイヤ。

なぜ起こるのかというと、原因は点火系統。


ディストリビューターキャップ

このディスビキャップに水が浸入すると大体の確立でミスファイヤが起こります。
なぜか?

ディスビはカムシャフトからの動力を得て、イグニッションコイルからの電気を各気筒に配電しています。

ディスビキャップとローターが触れ合うことで、点火順序が正しくエンジンがかかります。
だからね、プラグコードを付け間違えるとこれもまたミスファイヤを起こすんですよ。燃焼行程に入っていないシリンダーでスパークが起こってしまって。

ディスビキャップに水が入ると、その水を伝って、ディスビローターがキャップと触れ合う以前に他の気筒に電気がリークしてしまうんです。

だから適正な点火順序で点火が行われないために、燃え残ったガスがマフラーの熱でまた燃えてパンパンパンパンと燃えるわけですね。


どうでしょうか?

ミスファイヤが起こると、未燃焼ガスが触媒で燃えるので当然排気温センサーも点灯してきます。
なので、これはディスビキャップとローターを交換しました。

では、話を戻してミスファイヤリングシステムとは?

イニシャルDではミスファイヤリングシステムの効果としてターボラグをなくすと言っています。

ターボというシステムはある程度の排気圧力が高まって、タービンを回さないと効いてきません。

なのででかいタービンをちっこいエンジンでは回せないんですよ。排気圧力が足りなくて。その容量に見合ったタービンじゃないと。

つまりミスファイヤリングシステムというのは、この排気圧力を一定に保つシステムみたいなわけです。

ミスファイヤリングシステムとは、アクセルをオフにした時、ターボで加圧された空気を高温未燃焼ガスの満ちた排気管内に送り込み爆発させることで、タービンを回し常にブーストをかけ続ける装置 。

これがミスファイヤリングシステムですね。

なんか特別な装置が必要かと思いますが、要するにミスファイヤリングECUというコンピュータなんですね。

しかしこうやって考えてみるとマフラーの負担が・・・

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