トヨタの塗装が剥がれる事例、特定車種以外でも発生?プリウスの場合

50プリウスに乗っているお客さんから、塗装が剥げてきたので見てほしいと相談を受けました。

初年度登録が平成29年の6月で、およそ5年弱経過しています。

この車、塗装の件について以前にも相談を受けたことがあります。その時トヨタディーラーに確認も取っているので、結果的には保証適応外というものでした。

どの辺の塗装が剥げてきているのかというと、こちらです。

テールランプの上のパネル。

ご覧の通り、ガラスの横のパネルですが、塗装が剥げているのが分かります。

ちなみに反対側はどうか?

こちらも同じように塗装が剥がれているのが分かります。

トヨタには塗装が剥がれるという件で、保証延長になっているモデルもありいます。

それは、パールホワイトの車種で

平成20年から平成27年に生産したアルファードなどの一部車両につきまして、下記内容の修理(無料)を実施させていただくことに致しました。

一部の車種・生産期間のホワイトパールクリスタルシャイン色の車両において、塗膜を構成する中塗り塗料の濃度(顔料の量)が低く、膜厚が薄い場合、長期間にわたる太陽光と雨水の影響で、電着塗膜と中塗り塗膜の密着性が低下し、外的負荷(洗車機など)により塗膜が剥がれることがあります。
当該現象が発生し修理をご用命の場合、下記の通り無料にて修理対応致します。
※当該現象は、ボデーパネルが対象で、外装部品(パンパー、ドアミラーなど)は対象外です。

トヨタHPより引用

これを見ると、アルファード、ベルファイヤ、ハイエース、レジアスエース、iQ、ルミオン、オーリス、ウィッシュなど。

しかもボデーパネルとなっているので、樹脂製の外装パーツはこの限りではないようです。

新車の塗装については基本的に3年

トヨタの新車保証では、塗装に関しては3年間になっています。

今回の50プリウスも確か2回目の車検が終わった時点で相談を受けたので、5年は経過していました。

保証適応外という事になります。それにしても、嫌ですよね。この剥がれ方。次に入庫する時はもっと剥がれてくると思います。

ちなみにここの部位は樹脂パーツで、ここだけで交換が可能です。

クォーターピラーカバーという部品で、片側4670円の部品です。

左 クオーターピラーカバー 62506-47012

右 クオーターピラーカバー 62505-47012

工賃を合わせても左右交換で15000円もしないで交換が可能になりますので、あまりにも塗装が剥がれてしまった人は思い切って交換してしまうのがいいかもしれません。

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