エアコンフィルターはエアコンのガス漏れを防ぐ!2年使用したフィルターの状態

約2年前に家の車のエアコンフィルターを交換しました。

あれから2年と約25000kmほど走行していたので、そろそろ交換してみようと思い立ち新品を買ってみました。

新品と2年間使ったエアコンフィルターの状態を比較すると、その汚れがよく分かったのでご覧ください。

2年25000km使ったエアコンフィルター

もともとこの車にはエアコンフィルターを取り付けられるようになっていましたが、中身が入っていませんでした。

そこでDENSO製のエアコンフィルターを買ってつけたのが2年前。

※適合を確認してください。

エアコンフィルターの交換は、一度慣れてしまえばエアクリーナーの交換と同じくらい簡単です。

外れました。見た目ではあまり汚れていないように見えます。ですがよく見てみます。

ろ紙の部分を広げてみると、かなりの埃をキャッチしているのがわかります。

新品と比較すると色が違いますね。

エアコンフィルターって何をしているのかというと、外気取り入れ口から室内へ入る空気中のゴミをキャッチしています。

もし、ここのフィルターがなかったらどうなるのか?

埃がダイレクトにエアコンのエバポレーターまで到達してしまいます。すると、エバポレーターの湿気に埃がくっついて堆積して、カビの層が出来上がってしまいます。

エバポレーターが詰まると、エアコンの風量がかなり落ちてしまいます。

風量最大にしてもレベル1位しか風が出てこない車をたまに見かけますが、あれはエバポレーターが詰まっているから。

エアコンのガス漏れにもつながるゴミの混入

一見、ゴミが付いていないように見えるエバポレーターですが、裏を見ると・・・

びっしりと埃がくっついています。

この状態になると、ここから腐食して穴が開き、エアコンガスが漏れるという状況に進みます。

そうなってしまうと、エバポレーターを交換するしかなくなります。車によってはインパネを全部外さないと交換ができない車種もあり、相当費用がかさみます。

たった1つのフィルターでこのゴミをシャットアウトしてくれているのです。PMやら花粉、黄砂などをキャッチするフィルターもあるので、室内の空気をクリーンに保つだけでなく、エアコンを保護するという意味でもフィルターは必要です。

中には10万キロを超えても一度も交換したことがない車に遭遇したこともありますが、エアコンフィルターがものすごいことになっています。

部品代は2000円弱でDIYでも簡単に交換ができるので、1年~2年程度で交換していくのが健康にもいいと思います。

エバポレーターがカビると、エアコンのカビ臭いにおいが発生しますので。それらを防止するためにも新車時からこまめに交換するのがいいでしょう。

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